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スクールセクハラ「犠牲者」たちの告発〈いま、あなたの娘と息子が危ない〉/秋山千佳――文藝春秋特選記事【全文公開】

9/7(土) 5:30配信 有料

文春オンライン

 ブラインドを下ろしたビルの一室では、窓の外で降りだした雨の音も聴こえなかった。

 テーブルを挟んで向き合った彼女は、高校生だったおよそ10年前、信頼していた教師によって降りかかった悪夢をぽつりぽつりと語りだした。

「恋愛経験も性的な知識もない子どもだったので、先生から大人の世界を急に持ち込まれてわけがわからなかったし、はっきり悪事として捉えられなかったというか……。今振り返れば、なぜ最初の段階で親にも学校にも言えなかったのかと思うんですけど、先生をかばいたくなる生徒の思いが悪用されたんですかね」

 伏し目がちに回想するのは、田村千尋さん(仮名、28)。札幌市の私立高校に在学中の2年時から3年時にかけて、当時30代後半の男性美術教師によって、下半身を触られるなどの性被害を受け続けた。「口止め」としてわいせつな写真も撮られている。 本文:9,867文字 写真:3枚

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秋山 千佳/文藝春秋 2019年9月号

最終更新:9/7(土) 23:10
文春オンライン

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