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ジェームズ・ボンドが乗ったアストンマーティン「DB5」― 落札価格なんと約6億7千5百万円(約640万ドル)

9/8(日) 9:10配信

エスクァイア

4~6億円の落札価格が予想されていましたが…,、予想をはるかに超える落札価格となりました。

【写真詳細】完璧な装備が施された 約6億7千5百万円(約640万ドル)で落札されたアストンマーティン「DB5 」の全容

「ボンドカー」の方向性を決定づけた秘密兵器満載の「DB5」

 映画「007」シリーズ6作目『ゴールドフィンガー』において、ジェームズ・ボンドが駆った秘密兵器満載の「DB5」の改造車と言えば、以降の「ボンドカー」の方向性を決定づけた1台と言えるでしょう。そしてアストンマーティンがそのボンドカーの複製を発表したことで、2019年5月には再び話題となっていました。

 ここで「でもレプリカでしょ…俺はオリジナルなら欲しい!」という人は今回、その絶好のチャンスを逃してしまったということになります…。

 「007」シリーズの制作会社である「イーオン・プロダクションズ(Eon Productions)」によって撮影用につくられた「DB5」のオリジナルですが、2019年8月中旬にモントレーで開かれたのRMサザビーズのオークションにて、なんと6千385万ドル(約6億7千500万円)という値で落札されてしまったのです。

この「DB5」は…、映画『サンダーボール作戦』のプロモーション用につくられたもの

 サザビーズによれば、このクルマは「007」シリーズ4作目となる映画『サンダーボール作戦』のプロモーションのため、1966年にイーオン・プロダクションが発注した2台の「DB5」のうちの1台とのこと。

 前作『ゴールドフィンガー』に登場したボンドカーと全く同様の改造がなされているということで…、つまりは秘密兵器が満載されています。過去には3人の所有者がおり、2012年には上限なしの予算でレストアされています。全機能の動作に問題はなく、走行性能についても新車同様の状態であるとのこと。

 煙幕・オイル散布装置、携帯発信機ホーマー用受信機、脱出用の発射型イジェクトシート、攻撃用バンパーガード、ウィンカーに内臓されたマシンガンなどなど…、完璧な装備がこの1台に搭載されているのです。

 映画『ゴールドフィンガー』仕様の「DB5」は、合計4台が製造されていますが、これこそ「最高かつ理想的なコンディションの1台」と言って過言ではないでしょう!

 ちなみに今回の出品者となった前オーナーも、2006年のRMサザビーズのオークションでこのクルマを落札した経緯があるわけですが、その際の落札価格は…約2億1千万円(2百万ドル)だったとのこと。今回は400~600万ドルの落札価格が予想されていましたが、ふたを開けてみれば6千385万ドルという記録的な数字となったわけです。

 ご参考までにお伝えしておくと、アストンマーティン純正の『ゴールドフィンガー』仕様のDB5のレプリカは…なんと360万ドル(約3億8千万円)で発注可能だそうです。

最終更新:9/8(日) 9:10
エスクァイア

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