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「お好み焼ワイン」って知ってる?!その名の通り、お好み焼きと相性抜群の一本があった!

9/8(日) 5:20配信

東京カレンダー

どんなに高級なレストランを経験しても、ふと食べたくてたまらなくなるものは、結局ジャンクなものだったりする。

そんな“B級グルメ”に合うワインはあるのか?ワインジャーナリストの柳忠之氏に、カジュアルな一本について聞いてみた!

Q.かしこまったイメージのあるワイン。無性に欲する〝B級〞なひと皿にも相性の良いワインってあるんですか?

柳「くんくん…ん?今晩のおかずは『王将』の餃子でした?」

――あはは、ばれましたか。暑い日が続くので、餃子とビールでスタミナつけようとテイクアウトしてきたばかりなんですよ。ところで、柳さんちでは餃子みたいなB級グルメでもワインなんですか?

柳「もちろん、ワインに決まっとる。先日合わせたワインは南アフリカのピノタージュ。」

――ピノタージュ?

柳「ピノ・ノワールとサンソーを掛け合わせた、南アフリカの固有品種だね。あちらではサンソーをエルミタージュというので、合わせてピノタージュさ。

豚挽肉のジューシーな風味を引き立てるまろやかな味わいに、ハーブの香りがニラやニンニクとマッチ。お醤油にバルサミコ酢をちょっと垂らしてみたら、さらにワインとの距離が近づいたよ。」

――さすが、ワインジャーナリスト! 醤油にバルサミコ酢ですか。それでは麻婆豆腐だったら?

スパイシーだからといって、シラー一辺倒は短絡的

柳「麻婆豆腐は、唐辛子の辛さと山椒のスパイシーさがポイントになるね。

スパイシーなワインといえば真っ先に名前が挙がるのはシラーだけど、唐辛子との接点を考慮すれば、ピメント系の香りをもつカベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フランのほうがしっくり来ると思うな。」

――ほう、ではボルドーですか?

柳「おっ、勉強してるね。」

――当たり前じゃないですか。柳さんの担当になってもう1年以上経つんですよ。

柳「でもね……。」

――えっ、でも?

柳「ボルドーでカベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フランの比率が高いワインはけっこう値が張るので、麻婆豆腐と合わせるにはちょっと不釣り合い。

バスク地方のイルレギーというワインがぴったりなのだけど、あまり見かけないからな~。」

――なんだか飲むと痒くなりそうなワインですね。

柳「それはアレルギー。バスク地方はエスプレットという唐辛子でも有名だよね。そうそう、このワインはキンピラゴボウにも合うと思うよ。」

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最終更新:9/8(日) 5:20
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