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ヒカキンより再生される”美人YouTuber”なーちゃんに聞いた年収、戦略、夫婦仲〈dot.〉

9/10(火) 20:00配信

AERA dot.

 二児の母の「なーちゃん」と長男「こうちゃん」がおもちゃやお菓子の紹介をする「なーちゃんねる」。二人のやりとりが好評を博し、動画の最多再生回数は2.6億回、総再生回数は8億回を超える。母親とYouTuberという二足のわらじを履きながら日々奮闘する、YouTuberなーちゃんに苦労話や年収、長男への思いなどを聞いた。

【写真】美人YouTuberの素顔はコチラ

――YouTubeを始めたきっかけを教えてください。

チャンネルを開設したのは、2014年の2月です。離れて住む祖父母に子どもの動画をみせてあげたかったのがきっかけです。

――動画共有ツールとしてYouTubeを使い始めたんですね。

はい。それから1年半後に、突然ホテルの部屋にウルトラマンが訪れるという動画を投稿しました。子どもが喜ぶ姿を両親にみせたくて撮影したのですが、一日に200回以上再生され、現在では800万回を超えるヒット作になりました。その半年後に投稿した、風船で子どもが遊ぶ動画も3000万回再生され、そのころから、「自分はYouTuberなんだ」と意識するようになりました。

――その2本の動画についてですが、正直、数百万、数千万回再生されるような衝撃的な内容ではないと感じました。

そのとおりだと思います。ウルトラマンや風船の動画は、いま見ると特別な動画とは感じませんよね。YouTube上に同じような動画はたくさんあります。ただ数年前まではそれが新しかったんです。

――つまり、なーちゃんさんは”ファミリー系YouTuber”の先駆けというわけですね。

そう言われることも多いのですが、私は第二世代だと思っています。第一世代はYouTubeの誕生とともに動画を投稿していた世代です。私も子どもにそうした動画をよくみせていました。

――YouTuberを職業として考え始めてから、変えたことはありますか?

2年前から「戦略的にヒット作を作ろう」と考えるようになりました。それまでは中途半端に趣味か仕事かわからない状態で続けていたのですが、それだと、動画のことばかりを考えてしまうんです。実はこのインタビューの後、家族で遊園地に行く予定ですが、「家族で楽しく」と趣味のようにやっていると、その時も「これ動画撮ろうかな」と考えてしまうんです。だから“プロのYouTuber”として、オンとオフをきちんと切り替えるようにしました。撮影も撮影所を借りて、そこに機材を置いて、子どものおもちゃもプライベート用と撮影用をわけて保管しています。そうしないとおもちゃを買い与えるたびに、子どもに商品レビューをさせてしまう(笑)。撮影場所もおもちゃも服も髪形も、すべてプライベートとYouTube用に分別することにして、人格すらも使いわけるようにしたんです。

――髪形や人格までも使い分けているんですか?

髪形をツインテールにして出演し始めたのも2年前からです。教育番組「おかあさんといっしょ」に出演する歌のお姉さんはツインテール率が非常に高いんです。それには「絶対に理由があるぞ」と考えました。服の色はピンク、できればショッキングピンクを多用します。ぱっとみて「女の人だ」とわかるようにすることが大切です。髪形にも服装にも化粧にも、全てに私なりの理由があります。声の高さや話す速度などもです。そうした細かい戦略をあげるときりがありません。

――編集作業についても教えてください。

「なーちゃんねる」のメインターゲットである4~7歳くらいの子どもたちには、聞き取りやすい声の高さや速度などに共通する好みがあります。声は高めにしてメリハリをつけ、話す速度は四拍子に近づける。歩く速度も撮影時よりも少し早回しにしています。そうしたちょっとしたこだわりが大きいんです。そうした感覚は、自分の子どもを観察したり、海外のキッズ動画を見まくったりして培った独自のものです。そもそも私はオタクっぽい性格なので、物事を突き詰めて考えて、情報を収集して作戦を立てることが好きなんです。

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最終更新:9/11(水) 22:49
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