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「孤立した子育て」から「開かれた子育て」へ

9/9(月) 15:53配信

オルタナ

ひと昔前のように家族や親戚、地域で子育てをする習慣が減っている今、仕事から離れ、子どもと家を中心にした生活は、母となった女性が社会と関わる機会を失い、彼女たちの孤独や無力感を招くといいます。この問題を解決したいと、地域の子育て参加を促進し、母親も地域も共に豊かになる社会を目指すNPOがあります。(JAMMIN=山本 めぐみ)

母親のために、子連れでも気軽に通えるカフェとイベント情報を掲載したサイトを運営

チャリティー専門ファッションブランド「JAMMIN」(京都)は、「こまちぷらす」と1週間限定でキャンペーンを実施し、オリジナルのチャリティーアイテムを販売します。「JAMMIN×こまちぷらす」コラボアイテムを買うごとに700円がチャリティーされ、孤立した母親や家族を支援し、社会とつながるきっかけをつくるための様々な活動資金として使われます。

神奈川県横浜市を拠点に活動する認定NPO法人「こまちぷらす」。「子育てが『まちの力』で豊かになる社会」を目指し、孤立した子育てを無くすために、子連れでも気軽に入ることができるカフェ「こまちカフェ」の運営と、情報発信という二本の柱を中心に、6つの事業を行っています。

「小さな子を持つお母さんは、どうしても社会から孤立しがち。社会との接点、人と関わる機会が減り、自己肯定感が低くなる、子育ての大変さを一人で抱えてしまうといった負のサイクルが生まれてしまう」と話すのは、団体副代表の北本若葉(きたもと・わかば)さん(48)。3人の子どもを育てる中で感じた課題や経験を生かし、「孤育て(孤立した子育て)を減らしたい」と精力的に活動しています。

「小さな子を持つお母さんを対象にしたいろいろなサービスが存在していても、特に初めての子育てを始めたばかりのお母さんは、情報にたどり着けずに孤立することがあります。あるいは、山のように情報がありすぎて自分に必要な情報にたどり着けないということもあります」と北本さん。

「図書館や公民館に行けば紙のチラシなどを手にすることができますが、そもそも子どもを連れて外出すること自体ハードルが高い」と課題を指摘します。

「こまちぷらす」では、必要とする母親や家族に的確な情報を届けたいと、インターネット上で地域のイベント情報を検索できるプラットフォームの運営も行っています。

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最終更新:9/9(月) 15:53
オルタナ

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