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新型N-WGNはベーシックカーのお手本? 今の軽自動車はこんなにスゴい!(公道試乗記)

9/9(月) 21:11配信

GQ JAPAN

「チコちゃん」の目を思わせるエクステリア

ホンダのベストセラー軽カー、「N-BOX」とプラットフォームを共有するN-WGN(エヌワゴン)の新型は、「ベーシック・カーとはどうあるべきか?」という問いを投げかけてくる問題作だった。いや、大げさではなく。

カタチはじつにラブリーで、全長3.4m以下、全幅1.48m以下、高さ2.0m以下という軽自動車の枠を、例によって目一杯使いつつ、十分個性的でもある。フロントの丸型ヘッドライトと、そのすぐ上の四角い方向指示灯の組み合わせも、奈良美智の絵の少女とか、永遠の5歳児の「チコちゃん」の目などを思わせ、つまり顔に表情があって、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と、叱られるとか、たぶんそれは見るひとのそのときの気分によっても違って見えたりもするのではあるまいか。

でもって、オバQのボディのようにつるリンとしたボディ・サイドの表現も新しい感じがして、往年のステップワゴンを知るひとにも、そうでないひとにも親しみやすさを感じさせて、好ましいと筆者は思う次第である。

これに対し、グッとモダンで硬質な表情の「N-WGNカスタム」は高級エアロ仕様とでもいうべき内容で、お値段が20万円ほどお高くなる分、アルミホイールとリアのスポイラーが標準で装備されていたりする。同じターボ・モデルでも、15インチで、リアにスタビライザーが付くのはカスタムのFFのみ、というのは注意事項かもしれない。

モデル・ラインナップはN-WGNとN-WGNカスタムにそれぞれNA(自然吸気)とターボがあり、NAには装備によって2種類のグレードが設けられている。駆動方式にはFWD(前輪駆動)と4WDがあるけれど、2019年8月下旬に神奈川県・川崎市の多摩川河口付近にあるホテルをベースに開かれた試乗会で用意されたのはFFのみだった。GQ WEBが試乗したのは、一番高いN-WGNカスタムの「L・ターボ」と、N-WGNのNAの高いほうの「L」である。

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最終更新:9/9(月) 21:11
GQ JAPAN

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