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「引退してくれないかと言われました」 阪神・鳥谷敬は監督として戻ってくるのか、それとも……

9/9(月) 5:30配信

文春オンライン

「引退してくれないか、と言われました。タイガースのユニホームを着てやるのは今シーズンで最後」

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 8月31日、阪神の鳥谷敬内野手(38)が、球団から引退勧告を受けたことを明かした。

 球団幹部は「彼の現役へのこだわりがかなり強かった。物別れに終わっているというのが実情」と語り、今後は本人の決断次第である状況が浮き彫りになった。

 鳥谷は「来年以降のことについては一切、話はなかった」とも語っていた。だが、ベテランの阪神担当記者は「表向きは公言できないのかもしれませんが、あのときと同じパターンでしょう」と言って解説する。

「2012年9月に、金本(知憲)が引退を発表したときですよ。阪神球団は大功労者である金本に敬意を払い、監督候補であることを前提として、『一度ユニホームを脱いで外から野球を観たらどうか』と引退勧告したそうです」

 現役に未練があった金本は、すぐ首を縦には振らず、10日ほどして引退を受け入れて会見した。その後、評論家を3年やってから監督に就任したのだった。

「金本以上に鳥谷は阪神の“宝”で、早大からドラフト自由枠で入団した時点から幹部候補。14年に海外FA権を行使したときも、2カ月悩んだ末に阪神残留を決めると、当時のオーナーが『申し訳ない』と言ったほどです(笑)。矢野監督の次か、桧山(進次郎)を挟んだ次の監督に据えると言われている」(同前)

引退勧告の場で「他球団へ行きます」と即答

 もっとも、現時点で鳥谷の現役への執着はかなり強いらしく、引退勧告の場で「他球団へ行きます」と即答したという。

「カネの問題じゃないそうで、松坂(大輔)のように大減俸も受け入れると見られている。移籍先は一緒に自主トレした仲の井口(資仁)が監督を務めるロッテの可能性が高い。今でも練習をしまくっているので足は衰えておらず、守備は大丈夫なんですが、バッティングがねぇ。動体視力が衰えているのではと言われてますよ」(スポーツ紙デスク)

 気になるのは他球団のユニホームを着た場合、阪神の監督候補という立場はどうなるか、ということだが。

「それは変わらない。岡田(彰布)さんはオリックスに移籍したけど、阪神の監督になったじゃないですか。むしろ阪神は鳥谷を快く送り出すでしょう。江夏(豊)さんや田淵(幸一)さんを冷たく放出した頃と違い、今は功労者を大事にする球団だというイメージを大事にしている。すっかり楽天の人になっていた星野仙一さんが亡くなったときも、阪神主催の送る会を催したほどですから」(前出・記者)

 再び縦縞を着るまでの、一時のお別れとなりそうだ。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年9月12日号

最終更新:9/9(月) 10:51
文春オンライン

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