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オシャレすぎる鳥!? 知られざる極楽鳥の世界

9/9(月) 16:18配信

webマガジン mi-mollet

インコ、オウム、フラミンゴにフクロウ……ファッションやインテリアではオシャレの定番として人気の「鳥」モチーフ。近年では、鳥カフェや花鳥園など、鳥とふれあえる「映え」スポットも関心を集めていますが、世界一の「映え」を極めた鳥がいるのをご存じでしょうか?

 いかがでしょう、このスタイリッシュなたたずまい。
思わず、オフランフェイのモデルたちのように、キャッチフレーズをつけたくなる姿です。
ここでは、そんな「オシャレすぎる鳥・極楽鳥」について、注目の写真家・嶋田忠氏による世界初の貴重なショットをまじえ、ご紹介します。
 

進化しすぎた鳥、「極楽鳥」と「庭師鳥」

赤道直下の島、ニューギニア島。この『地球最後の秘境』には、固有の進化をとげた不思議な生きものたちがあふれています。中でもとくに目を惹くのが、世界一美しい「森の精霊」とよばれる、極楽鳥と庭師鳥。オスたちが、美しい羽で着飾り求愛ダンスをするさまは、まさに「映え」を極めた奇跡の姿です。

極楽鳥は、世界でニューギニア島とオーストラリアの北東部にしかいない鳥。全部で42種類が確認されていて、パプアニューギニアにはそのうち32種類が生息しています。

オスには「飾り羽」があり、メスに求愛をするときに大変身! 
おおもとはカラスの仲間なので、カラスと同じくとても賢い鳥だそう。
極楽鳥は、成鳥になるまで数年もかけて踊りの技術を学び、驚きのダンステクニックを獲得します。
また、庭師鳥のなかまには「アズマヤ」とよばれる巣を作り、オス同士でダンスの練習するという、ユニークな習性をもつものも。
下の写真は、若いオス(2匹の写真)が、大人のオスから求愛ダンスを学ぶ様子をとらえたショット。貴重な瞬間を撮影した、世界初の快挙です。

  オウゴンフウチョウモドキのオスたちが、小枝でつくったアズマヤに集まって、求愛ダンスの練習中。

不思議なヴィジュアルと習性をもつ極楽鳥。彼らが、これほどまでに華やかな進化をとげられたのは、天敵のいない環境があったから。地球最後の秘境は、まさに鳥たちにとっての楽園だったのです。
生存をおびやかされることなく、求愛のためにひたすらオシャレを極める……極楽鳥の人生(鳥生?)は、なんて優雅でドラマチックなんでしょう。
 

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最終更新:9/9(月) 16:18
webマガジン mi-mollet

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