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打倒王者オランダ「目標は金メダル」。女子ホッケー代表「さくらジャパン」 及川栞の「強い決意」

9/9(月) 15:53配信

週刊SPA!

―[2020 TOKYOに輝く女神たち]―
<第2回>及川栞(女子ホッケー日本代表「さくらジャパン」)

⇒【写真】プレー中の及川栞

オランダ移籍、アジア最優秀選手、そして東京

 東京五輪で5大会連続5度目の五輪出場を果たす女子ホッケー日本代表、さくらジャパン。過去4大会は予選を勝ち抜き五輪出場を果たしたものの、’04年アテネ大会の8位が最高とメダル争いとは無縁だった。

 しかし、東京五輪に向け海外遠征を増やすなど、強化を進めるなか昨年はアジア大会決勝でインドを破って初優勝。今年7月には世界ランク1位のオランダとリオ五輪金メダルのイギリス(同4位)をホームに迎えて、それぞれ2試合を戦い2勝2敗。世界最強といわれるオランダにはいずれも惜敗(●2-3、●1-3)したものの、イギリスには連勝(〇1-0、〇3-2)するなど、1年後の本番に向けて確実に力を付けていることを印象づけた。

 そんなさくらジャパンの注目選手の1人が、昨季まで強豪オランダ1部リーグの新鋭クラブ・オラニェ・ロートで3シーズンプレーし、今夏サッカークラブで知られる「東京ヴェルディ」が新設した女子ホッケーチームに加わったDF及川栞(30歳・岩手めんこいテレビ)である。

 昨季はアジア大会優勝に貢献するなどアジア最優秀選手にも選出された及川が帰国したのは、もちろん東京五輪を睨んでのこと。昨今、多くの日本人アスリートが更なる成長を目指して海を渡るケースが多いが、そうした流れに逆行して日本に戻った理由について及川はこう話す。

「正直、オランダでプレーを続けたい気持ちもありました。ただ、自分は新しいことにチャレンジするのが好きだし、東京ヴェルディの女子ホッケーも新しいチャレンジで、自分のやりたいこととマッチした部分がありました。それに、これからの1年は日本代表での合宿も増えますし、オランダにいるとほとんど合宿には参加できない。戦術的な練習も増えるなか、果たして東京五輪の直前に合流して不安なく臨めるのか、自分自身に問いかけました。

 監督(ホッケー女子日本代表監督のアンソニー・ファリー氏。リオ五輪でカナダ男子代表を率いたオーストラリア人)とも相談しましたし、私としてもやっぱり最高の状態で東京五輪に臨みたいという思いが強かった。そこで、この3年間は個人の技術を高めてきましたが、残りの1年は代表の活動を優先しようと思ったんです」

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最終更新:9/10(火) 10:16
週刊SPA!

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