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子どもの共感力を育てるには「相手の顔を見せること」が有効である

9/10(火) 22:11配信

ライフハッカー[日本版]

共感力のある子どもの育てたいなら、親へのアドバイスは通常、子どもに他の人の気持ちについて話し、他の人がどのように感じているかを想像させ、共感的な振る舞いが見られたら褒める、などが挙げられます。

しかし、ここに含まれていない簡単なテクニックが1つあります。私自身が子育てで使っていたものです。

共感力の育成に関する記事で、このやり方について書かれているものをまだ見たことがありません。しかし、このテクニックは最新の研究や、私たちが認識している人間の相互作用のあり方にも合致するのです。

子どもの共感力を育てる簡単なテクニック

それは、子どもたちにお互いの顔を見させるというもの。

それだけです。シンプルですね。もっとも、このテクニックが、冒頭で述べた、子どもの共感力を育てるほかのアドバイスに取って代わるものだというわけではありません。

ただ、私の経験上、子育て中の親なら頭に入れておくべき有効なテクニックだと言えます。

たとえば、こんな風に使います。

私の息子は娘より4つ年上です。まだふたりが幼く、お互いの関係の力関係をよくわかっていない頃は、ふたりで遊んでいるうちにいつの間にか小競り合いになることがたびたびありました。

息子は娘より短気で、ときどき娘に物を投げつけたり、強く押してケガをさせてしまいます。それでも息子はまだ怒りが収まらず、むっつりと押し黙ったまま腕組みをして、床を見つめていました。

初めてこうしたことが起きたとき、私は誰もがするように、息子の手をとり、あなたがしたことは良くないことなのだと諭しました。

人を傷つけてはいけない。人には優しくしなければいけない。腹が立ったら、言葉で伝えるようにしなさい、と言って聞かせました。そのあとで、今度同じことがあったらどうすればいいか、しばらくひとりで考えなさい、と言ったはずです。

しかし、ある日、いつものように小競り合いが起き、息子がキレて娘につらく当たっているときのこと。

ふと娘の顔に目をやると、泣いてはいましたが、それは、肉体的に傷つけられたというよりは、兄が自分につらくあたったことに心を痛めているように見えました。

娘の痛みが自分の痛みのように感じられました。

私は息子の目線に合わせてかがみ、目をじっと覗き込みました。そして、「妹の顔を見てみなさい。よく見て!」と言いました。

息子が妹を愛していることはわかっています。妹が泣いていて、それが自分のせいだと理解したら、彼が心を痛めることもわかっていたからです。

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最終更新:9/10(火) 22:11
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