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思い出の品を勝手に処分…「親が嫌い」という気持ちとどう付き合うか <アホから解放される相談室>〈dot.〉

9/12(木) 7:00配信

AERA dot.

「アホとは戦うな。時間の無駄である」と提唱する、元政治家であり、現在はシンガポール・リークアンユー政治大学院で教鞭を執る田村耕太郎さん。しかし、シリーズ75万部を突破した著書『頭に来てもアホとは戦うな!』の読者からは、「それでも戦ってしまう……」と多くの悩みの声が寄せられているという。

 日々の仕事・暮らしの中で「アホ」に悩んでいるあなたに、ちょっとでも気持ちが楽になるヒントを田村さんが提案する連載「アホから解放される相談室」。今回は「親との関係性」について。

*  *  *
【相談】 親が嫌いです。父親は頑固でコミュニケーションが得意でない人間で、母親は非論理的で感情的です。「こうすべき」「こうあるべき」という感覚が非常に強く、小さい頃から母の価値観に合うことしか、させてもらえませんでした。

 褒められたこともほとんどなく、自分は本当にこの両親の子なのか?とさえ思うことがありました。家族の中で、ずっと自分がひとりぼっちでいる感覚を覚えてきました。

 先日、たまに実家に帰ったときに、私のタンスにしまっていた思い出の品が勝手に父親に捨てられていることに気がつきました。何故勝手に捨てるのかといただしたところ、「ここは俺の家だ」の一点張りで、話になりませんでした(謝ってくれたら許すつもりでいました)。どうにかして気持ちを伝えたくて、手紙を渡したのですが、それさえもすぐに捨てられていました。母親からも「あなたが悪い」とだけで、やはり自分はこの家族の中でひとりぼっちなのだと思いました。

 仲のいい親子など幻想なのでしょうか。良好な親子関係をつくるには、どうしたらいいのでしょうか? いっそ縁を切りたいという思いがある一方で、まだ望みを捨てきれないのかも知れません。

 またこのような親子関係だったせいか、結婚や家族をもつことに対して、非常に消極的な気持ちでいます。こんな私はどうしたらいいのでしょうか。

■今度はこちらが大人になろう

 実は私も、親にはよく勝手に物を捨てられていました。なので、気持ちはよく理解できます。しかし、やがてこう思うようになりました。

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最終更新:9/12(木) 7:00
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