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『ワンハリ』で注目の新星、マーガレット・クアリーのこと。

9/10(火) 8:01配信

フィガロジャポン

現在、日本でも公開中の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。このクエンティン・タランティーノの最新作で、女優のアンディ・マクダウェルとミュージシャンのポール・クアリーの娘、マーガレット・クアリーがブラッド・ピットらと共演し、話題になっている。ほっそりとしたシルエットとしなやかな身のこなしが印象的なマーガレット。今後ますます注目されるに違いない彼女の経歴をたどる。

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マーガレット・クアリーはブラッド・ピットと世界中の観客を魅了した。それどころか、映画雑誌『プレミア』の記者のフランソワ・リウは「彼女の存在感は主演のマーゴット・ロビーを完全に凌駕している」と絶賛している。女優のアンディ・マクダウェルとミュージシャンのポール・クアリーの娘であるマーガレットは、クエンティン・タランティーノ最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で注目を集める新進気鋭の若手女優だ。現在24歳でモデルとしても活躍する。今作での出演時間は、ブラッド・ピットの傍らでたった数分だが、そのオーラは映画批評家たちの目に止まった。

「イットガール」の素質十分

女性の登場人物の描き方がステレオタイプである点がマイナスと本作を評する『ガーディアン』紙も、「スターになろうとする過程」を演じたマーガレットは例外としている。映画批評サイト「インディワイヤー」の記事では、「マーガレット・クアリーは、どうしてタランティーノの新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のイットガールになったか」というストレートな見出しをつけ、彼女の女優としての躍進に着目している。タランティーノ監督も「彼女の出演シーンはどれも上出来で、編集でカットするところがなかった」と発言。高い評価を得た彼女だが、実は危うくキャスティングから外されるところだったとか。

1994年10月23日、モンタナ州生まれ。ノースカロライナ州アシュビルで育った彼女は、早くからバレリーナとして舞台に立ち、16歳までバレエを続けた。その後、モデル、女優として活動を始める。2018年にタランティーノ作品のオーディションを受け、エージェントからブラッド・ピットと一緒に演じることになったと知らされた時は、とても信じられなかったという。『インディワイヤー』のインタビューで当時を振り返り、「もちろん、とても怖かった」と語っている。

唯一気がかりだったのは、バレリーナ時代に変形してしまった足のこと。彼女とブラッド・ピットが共演した忘れがたいシーンの撮影で、監督からその醜い足を車のフロントガラスに押し付けるよう指示された時には、めまいを覚えたという。「私は率直に『クエンティン、それはやめたほうがいいわ』と言ったの。長い間、ポワントで踊っていた私の足の親指は、世界中の人に見せられるようなものではないのよ、って」。しかし最終的に、彼女は監督の要求を呑むことになる。

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最終更新:9/10(火) 8:01
フィガロジャポン

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