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故障の心配ナシ!? アルファロメオのSUVを日本で乗る意味とは?ステルヴィオ 2.2ターボ ディーゼル Q4試乗記

9/10(火) 20:41配信

GQ JAPAN

アルファロメオ初のSUV「ステルヴィオ」のディーゼル・エンジン搭載モデルに小川フミオが試乗した。印象はいかに?

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アルファロメオらしいSUV

アルファロメオのSUV「ステルヴィオ」に、ディーゼルエンジン搭載モデルが追加された。しかも、「究極のスポーツ走行性能」をうたう。

イタリア・アルプスの屈曲路で知られる“ステルヴィオ峠”から車名を得たアルファロメオ初のSUVは、2018年より日本に導入されている。これまでガソリン・エンジン搭載モデルのみだったが、新たにディーゼル・エンジン搭載モデルがくわわった。

私は以前試乗したステルヴィオのガソリン・エンジン搭載モデルをけっこう気に入っていた。その理由はふたつある。ひとつは、アルファロメオの楯型グリルが目立つ(SUVのなかでは)スポーティなスタイリングと、もうひとつは活発な走りだ。

エクステリアは、特徴的なフロントまわりが目をひく。1947年に登場した「6C2500フレッチャドーロ」あたりから始まり、1950年代のアルファロメオ車を特徴づけたフロントまわりのデザインが、うまく現代流にアレンジされている。

くわえて、“アルファロメオ・デザインを構成する3要素”とメーカーがうたう「プロポーション」、「シンプルさ」、「(ボディ面の)表面処理」によって、ほかのブランドのSUVと、一線を画したエクステリアに仕上がっていると思う。

アルファロメオの輸入元であるFCAジャパンも、ナンバープレートの取り付け位置を、中央でなく左に寄せており、これによってフロントグリルの存在感がさらに際立っているのも印象的だ。

1750rpmで最大トルクを発揮

躍動感あるデザインにふさわしい、スポーティな走りも印象的だった。ステアリングの応答性はよく、コーナーの入り口で切り込むと、スーっとなかに入っていく気持ちいい操舵感覚は、アルファロメオらしい。いっぽう、こうした操舵感覚はSUVとしては珍しく、ステルヴィオの個性が際立つ理由でもある。

試乗した「ステルヴィオ2.2ターボディーゼルQ4」は、2142ccの直列4気筒ディーゼルターボ・エンジンを搭載、最高出力154kW(210ps)、最大トルク470Nmを発揮する。

このディーゼル・エンジンは、効率のよいコモンレール式燃料噴射装置と、最新のターボチャージャーを備える。また、尿素SCRシステムによる排ガス浄化システムも搭載、とあらゆる点で時流に即した最新ディーゼル・エンジンである。

駆動方式は「Q4」なる後輪駆動ベースのオンデマンド型4WDシステムで、走行状況によって最大で50%の駆動力をフロントに配分する。

試乗したディーゼル・エンジン搭載モデルは、すでに私が抱いていたステルヴィオのイメージに即したものだった。期待以上によくまわるエンジン・フィールが、印象的だ。また、1750rpmで最大トルクを発揮するだけあって、日本の交通環境下なら2000rpmまでで充分事足りる。

レスポンスの鋭さこそアルファロメオの真骨頂であると私は思う。とはいえ、ステルヴィオはSUVだし、かつ試乗車はディーゼル・エンジン搭載モデルだ。それでも、セダンの「ジュリア」などとおなじく、ドライバーと一体化したような操縦感覚を堪能させてくれる点で、まごうかたなきアルファロメオであるのだ。

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最終更新:9/10(火) 20:41
GQ JAPAN

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