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中学受験を経験すると、「お金を稼ぐ力」が身につくワケ

9/10(火) 11:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

富裕層の家庭の多くが、子どもの将来を想い、中学受験をさせています。しかし、子どもがお金に困らない生活を送るためには、ただ闇雲に勉強させるのではなく、「北極星(=将来のビジョン)」を見据えて教育をする必要があります。そこで本連載では、公認会計士林總事務所・林總氏の著書『年収1000万円 「稼げる子」の育て方』(文響社)より一部を抜粋し、学歴だけにとらわれずに、令和時代を生きぬく子どもの育て方を解説します。

「マネープレッシャーのない暮らし」のための中学受験

◆中学受験をさせるべきか

本連載では、わが家の経験してきた受験や学校選びのコツ、学歴と収入の関係などについてお話ししていきます。

わが家では4人の子ども全員に中学受験をさせました。最初から受験をさせようと決めていたわけではありません。私は地方の県立高校の出身ですし、妻も公立でしたから、中学受験にいまひとつなじみがありませんでした。しかし、長男と同い年の姪っ子が小学校受験を経験し、はじめて「そういう道もあるのか」と意識し始めたのです。

そこで、

(1) マネープレッシャーのない暮らしができる

(2) 好きな仕事ができる

(3) 教養が身についている

という北極星をかなえる3つの条件に立ち返り、「中学受験はこの北極星を達成するために必要か」を考えてみました。

人より少し多くお金を稼ぐためには、挑戦して一歩先を行く知識や技術を身につけなければ達成できません。となると、合否はさておき、受験のための勉強は決してマイナスにはならないと感じました。そこで、中学受験にチャレンジさせてみることにしたのです。

◆塾は試験業界のプロ

こうして息子たちの中学受験生活がスタートしました。長男は小学4年の終わり、次男は小学4年のはじめ、三男、四男は小学5年から、中学受験塾に通わせ始めました。

中学受験には試験業界というものがあり、入試対策のノウハウを持っているプロがいます。塾に行かずに自宅学習や通信教育で、というやり方もありますが、私はおすすめしません。

試験は人がつくるものですから、攻略法が必ずあります。試験業界のプロである塾に任せるのがいちばんです。何年にもわたる受験ノウハウが蓄積されているのですから、それを利用しない手はありません。もちろん費用はかかりますが、自己流で取り組むより何倍も効率的です。

塾に通うべきといっても、私の経験から言うと、受けるのは基本のコースだけでじゅうぶんです。受験直前の6年生になると、志望校別の対策講座や夏期・冬期講習とは別におこなわれる科目ごとの特別講座など、やたらとオプション講座が多くなります。

長男のときは、事情がわからなかったので塾からすすめられるままに受講していたのですが、出費がかなりの額になったにもかかわらず、明確な効果は見られませんでした。

オプション講座とはいえ、生徒集めのノルマが課せられている先生から「受講しないと、ほかの生徒さんより遅れてしまいますよ」とやんわりと言われたりして、断りにくくなってしまうこともあるかもしれません。しかし、成果が得られないことにお金を出すのは、ムダ以外の何ものでもありません。

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最終更新:9/10(火) 11:00
幻冬舎ゴールドオンライン

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