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年1億円稼いだ男が語る、組織に依存しない「新しい稼ぎ方」

9/10(火) 8:46配信

bizSPA!フレッシュ

この先に見えるのは明るい未来ではない

 ただ、残念なことに、この日本型助け合いシステムは機能不全に陥りつつあります。昭和の時代は、お国のため、会社のために一生懸命頑張っていた若い人が多かったのでGDP(国内総生産)が増加、税収も増加しました。しかし、最近は社会の高齢化に加えて、「頑張ったら損。なるべく最低限の仕事で給料をもらおう」と考える人が増えてしまったので、回らなくなってきているのです。

 その結果、どうなっているのかというと、諸外国の生産性は上がる中、日本のGDPは横ばいになっています。しかも、国の借金を年々増やすことによって支えて、ようやく横ばいにしている状況です。そして、このシステムを無理やり回し続けるため、2009年頃より所得税や消費税などの税率は増加し続け、会社員の平均年収は低下していっています。

 この先に見えるのは、残念ながら明るい未来ではありません。言い方は悪いですが、みんながタカリになってしまったら国のお金が足りなくなってしまうのです。そのため、給料は全体的に減り、税金は上がって、社会保障は削られていきます。つまり、現在すでに生活が苦しくなっている人が増えていますが、さらにもっともっと生活が苦しくなっていくことでしょう。

 近い将来なら、最低限の衣食住くらいはまだまだ全員保障されるはずです。しかし、残念ながら全員が健やかな生活を送れる社会ではなくなります。モノ余りなので服は大丈夫でしょうが、食事は農薬や添加物の多い体に悪いものしか食べられなくなる可能性があります。家も古くてぼろいアパートに住む人が増えていくことでしょう。また、病気になっても高度医療を受けられない人が続出するのです。とにかく、現時点では国がお金を出して助けてくれている社会保障制度が、財源がなくなって、維持できなくなってしまうのです。

豊かに暮らすには自分の力で稼ぐしかない

 このような社会環境の中、一度きりの人生を豊かで楽しいものにするためには、「安定収入が保障される職に就くことが第一」という古い価値観を捨て、「自分の実力で稼ぐほうが得だ」という思考に切り替える必要があります。

 今はまだ助け合いシステムが機能しているので、さぼっているのに給料がもらえている人は、ある意味得をしているともいえるでしょう。しかし、国や自治体、そして会社の財源がなくなったとき、真っ先にクビになってしまうのは、まさに今得をしている、さぼっているのに給料をもらっている人たちなのです。運よくクビにならなかったとしても、給料がかなり低くなることは容易に想像がつきます。

 その一方、社会環境の変化や技術の革新により、現在は個人でも稼ぎやすくなっているため、自分で稼ごうとする人は得するようになります。たとえば、一時代前、ニュースを配信できるのはテレビや新聞・雑誌だけでしたが、今ではインターネットで誰でも配信できます。また、問屋から仕入れられるのは権利を持った業者だけでしたが、今では誰でも自宅のパソコンから仕入れることが可能です。

 つまり、これまでは何をするにしても権利を有していた大企業がほとんどのシェアを占めていたところ、現在は個人がそれを切り崩せるようになっているのです。テレビや新聞・雑誌、デパートや小売店の売り上げは落ちる一方、個人ブロガーや個人セラーは収入を増やせているわけです。

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最終更新:9/10(火) 13:04
bizSPA!フレッシュ

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