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社内交流ではじめた靴磨きが副業になった26歳。靴メーカーとのコラボも

9/10(火) 8:47配信

bizSPA!フレッシュ

 サラリーマンという言葉が生まれて以来、これほどまでに将来不安が膨らむ時代があっただろうか。終身雇用が崩壊し、大企業では40代半ばでの早期退職募集が続出。さらに「老後2000万円問題」に象徴されるように、定年後など悪夢しか描けないような状況だ。

「ひとつの会社に身を捧げる」といった価値観とは無縁の若手社員のなかには、入社後すぐに副業を始める人も。その姿から、これからの時代に求められる生き方を改めて考えてみよう。

「革靴の伝道師」を目指す26歳マーケター

「2017年に入社して翌年1月から社内で靴磨きを始めました。最初は無償で行っていたんですが、それが今では副業になっています」

 そう話すのは、ソーシャルメディアやシェアサービスを手掛けるガイアックスに勤務するマーケターの小東真人さん(26歳)だ。

「ウチの会社はそれぞれの部署が独立採算的で私の所属部署もリモートワークとフリーアドレスのため、部署全体の集まりが週に一度あるだけです。そんななかで『もっと社内の人と交流したい』と思い、革靴が好きで販売店で働いていたこともあり、得意な靴磨きをやってみようと思ったんです」

 社内交流のために始めた靴磨きだったが、周囲からは本人が驚くくらい好意的な反応があったという。そこで靴磨き専用のSNSアカウントをつくり、その様子をアップするようになった。

「そしたら、企業向けのコンシェルジュサービスを提供する会社に勤める方から『社外でも靴磨きをしてみない?』とご提案をいただいて、都内の企業数社に出張することになったんですよ」

 相談した事業部長から社外での活動を承諾してもらい、こうして晴れて副業がスタート。次第に「出張靴磨き屋」としての活動が注目を集めるようになった。今では月に数回、半休をとって一回5000円程度の出張を行い、月に数万円の副収入になっているという。

副業で知り合った人脈が本業につながる

「靴磨きを通じて有名ファッション系ブロガーの方と知り合うことができ、初心者向けの靴磨きセットの販売をしたり、紳士靴メーカーに声をかけてもらってカスタムオーダーシューズを作る企画をさせていただいたり。副業を始めて1年もたたない間に、いろいろな経験ができていますね。でも根本的には、お金をもっと稼ぎたいというよりも、革靴のよさを伝えたいって意思があるんです。

 今、革靴の販売数は年々少なくなっていて。そんななかで、少しでも愛用者数の増加に繋がる活動がしたかったんです。だから革製品に関する知識をブログにまとめて発信したり、資料を作って出張先で配布したりしています」

 こうした「革靴愛」からくる熱い活動は副業にとどまらず、本業にも好影響を与えている。

「僕の本業はウェブコンサルティングなのですが、そちらでも靴磨きで知り合った方から相談を受けることがあるんです。ほかにも革製品のよさを伝える活動から営業的なパフォーマンスを身につけることができたり。複業は大いにプラスになっていますね」

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最終更新:9/11(水) 15:42
bizSPA!フレッシュ

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