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ダルビッシュ有「僕は日本へ提言を続ける」〈高校野球が好きだからあえて苦言を呈す〉/鈴木忠平――文藝春秋特選記事【全文公開】

9/10(火) 5:30配信 有料

文春オンライン

――高校野球が転換期を迎えていると思いますが。

 8月下旬、夏の甲子園で決勝戦が行われる頃、シカゴ・カブスの本拠地リグレーフィールドでダルビッシュにそう言うと、彼は小さく頷いた。

 101回目を迎えた大会は大阪・履正社の初優勝で幕を閉じたが、最後のマウンドにいたのは7回途中からリリーフした2年生投手だった。

 準優勝に終わった石川・星稜のエース奥川恭伸は最も注目された投手だったが、彼は準々決勝には先発しなかった。つまりこの夏、灼熱のマウンドに倒れるエースの物語は生まれなかった。野球というゲームにおいて最も大きな役割を担う投手を取り巻く変化が「転換」の象徴だった。

 そのきっかけとなった出来事がある。それは甲子園出場をかけた地方大会の決勝戦で起こった。 本文:6,064文字 写真:3枚

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鈴木 忠平/文藝春秋 2019年10月号

最終更新:9/10(火) 5:30
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