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西武・中村剛也 四番に返り咲いた“キング”の勝負強さの秘訣とは?/復活の1年

9/11(水) 12:01配信

週刊ベースボールONLINE

“四番・中村剛也”が帰ってきた! 8月11日のロッテ戦(ZOZOマリン)戦で約2年ぶりにかつての“定位置”に座ると、22日に休養のためスタメンを外れた以外、9月10日まで全試合で四番を任されている。

 昨季から新たにその地位に就いていた山川穂高が状態を落としていることもあるが、決して“穴埋め”感はない。というのも、8月10日までの成績は打率.279、20本塁打、リーグ2位の81打点と堂々たるもの。自らの手でつかんだと言っても過言ではない。四番に入ってからはさらに状態を上げており、同打順で先発出場した際の成績は、ここままで打率.340、8本塁打、36打点と頼もしい限りだ。

 今季の中村は勝負強さが断然違う。得点圏打率はリーグ2位の.366。決して本塁打へのこだわりをなくしたわけではないが、それ以上にチャンス時には、状況に応じた一打で得点を生み出す。「あんまりバッターボックスで相手の配球などを考え過ぎると、ついつい狙っていない球などに手を出したりするので、だいたい『次、この辺に来るんじゃないかな』と思いながら、そこに(球が)来たら、きちんと自分のスイングで打つ」が、チャンスで結果が出ている秘訣だ。

 約9年間にわたり、チームの四番を背負い続けてきた格の違いを存分に見せつけているが、「今のチームは本当なら山川が打つべきだと思っている」と新四番の実力を誰よりも認め、復調を願っている。

 心優しき“元祖・四番”が、その力強く美しい一打で、チームを逆転優勝へと導いていく。

写真=BBM

週刊ベースボール

最終更新:9/11(水) 12:15
週刊ベースボールONLINE

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