ここから本文です

英国人が見たミャンマー戦。久保建英投入は「テレビの人が喜ぶね(笑)」「中島翔哉は逆ロッベン」

9/11(水) 1:04配信

フットボールチャンネル

日本代表は10日、カタールワールドカップ・アジア2次予選でミャンマー代表と対戦し、2-0で勝利を収めた。この試合中、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)

【動画】日本、未来の布陣はこれだ! カタールW杯の日本代表イレブンを予想

●「中島翔哉は逆ロッベン」

――いよいよアジア2次予選が始まります。本日もよろしくお願いします!

「よろしいお願いします!」

――スターティングメンバ―が発表されました。5日前のパラグアイ戦と同じ11人です。

「予想通りですね。パラグアイ戦の前半は良かったので、今日も同じように、積極的な立ち上がりが見たいです」

――今日は試合の立ち上がりがポイントになりそうですか?

「そうですね。15分以内に先制点を奪うことができれば、落ち着いてプレーできると思う」

――ミャンマーは雨季で、今日も激しい雨が降っているようです。

「試合には絶対に影響があると思う。雨のときは、強いチームが助かることが多いですね」

――試合が始まりました。芝のコンディションはかなり悪そうですね。

「Jリーグや欧州とは全然違うね。でも、森保(一)監督も想定していたと思うので、ちゃんと準備してきたかな……」

――日本代表は浮き球のパスを多く使っていますね。

「いつもの速いパッシングサッカーは難しいので、浮き球でつないだ方が楽だと思う」

――16分に中島翔哉のミドルシュートが決まって、日本代表が先制しました。

「15分以内じゃなかったけど良かった(笑)。中島の特徴が出たね。逆ロッベンみたい」

――確かにそうですね。左右反転したら、アリエン・ロッベンです。

「ロッベンは右ウイングからカットインして左足で打つ。中島は左から右足で打つ」

●「濡れている森保監督はかっこいい」

――先制した後の日本代表の戦いはどうですか? ミャンマーは荒いファールが多くなった気がします。と言ったところで日本代表の追加点が決まりました。南野拓実はパラグアイ戦に続く2試合連続ゴールです。

「日本代表のゲームマネジメントは完璧だね。しっかり押し込んで、チャンスメイクができた。難しくはないけど、南野がちゃんと決めたのは大きい。パラグアイ戦の後に南野と話して、自信を取り戻したように感じた。このゴールでそれを証明したね」

――南野は今季、ザルツブルグでも6得点を決めていて、好調を維持しています。

「そうだね。日本代表は3点目を取れれば、ハーフタイムでこの試合を終わらせることができる。次は堂安(律)のゴールが欲しい」

――堂安はなかなかゴールが決められていないですからね。

「パラグアイ戦でも1対1の場面で決められなかったので、自信を取り戻すためにも今日は取ってほしい。濡れている森保監督はかっこいいね!」

――前半のうちに3点目を取ることはできませんでした。

「中島や橋本拳人のミドルシュートは惜しかったけど、日本は完全に主導権を握っているので心配はいらないね」

――カウンターを受ける場面はほとんどありませんでした。

「カウンターもセットプレーもほとんど危険なシーンがなかったので、このまま続ければ勝ち点3は取れます」

●久保投入は「テレビの人が喜ぶね」

――試合は後半に入りました。いくつか、ミャンマーが攻めるシーンが見られました。

「少し押し込まれる場面もあったけど、失点の危険は感じなかった」

――この後の展開で、日本代表が気を付けるべきことはどんなことでしょうか。

「失点することは許されない。ただ、ミャンマーでのアウェイで2-0というのは評価すべきだと思う」

――日本代表は堂安に代えて伊東純也、南野に代えて鈴木武蔵を入れてきました。

「堂安、南野とは違うタイプの選手ですね。もう少し、ダイレクトな攻撃ができると思います」

――そして、最後の交代は久保建英です。中島に代えて入ります。

「このような試合で使うのはいいですね。彼にとってもいい経験になると思います。テレビの人も喜ぶね(笑)」

――鈴木と伊東の裏への抜け出しからチャンスが生まれています。

「このバリエーションは、予選では大事になるかもしれません。少しダイレクトに攻めた方がいいときも、たまにあるから」

●今後の日程「アウェイが多いね」

――試合はそのまま2-0、日本の勝利で終わりました。日本代表は白星スタートとなりましたが、この試合で新たな発見はありましたか?

「とくに新しい発見はなかったけど、このチームはすでに一体感がありそう。ブラジルワールドカップ予選とロシアワールドカップ予選では、北朝鮮とシンガポールにホームで苦戦したけど、今回はアウェイで勝ち点3を取ったのは評価すべきだと思う」

――日本代表はこれから、10月、11月にも予選が控えています。10月10日のモンゴル戦はホームですが、10月15日のタジキスタン戦と11月14日のキルギス戦はアウェイゲームです。

「アウェイが多いね。でも今日のようなパフォーマンスを出せれば問題ないと思います」

――今日もありがとうございました!

(語り手:ショーン・キャロル)

【了】

最終更新:9/11(水) 1:04
フットボールチャンネル

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事