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【なぜフルモデルチェンジしないのか?】日本の「ほったらかし車」10選

9/11(水) 11:01配信

ベストカーWeb

1位:日産GT-R:11年9ヵ月5日

 この“スーパースポーツ”をトップに選んだのは、我々が“過大であること”を承知しつつも、GT-Rに求め続けている期待に応えてくれているかどうかが、どうしても評価のテーマになってしまうからだ。

 誕生から12年弱の間に、GT-Rがイヤーモデル(YM)としての変更を明確にしたのは2010年のマイナーチェンジから。

 2013年のマイナーチェンジ(2014YM)では、GTレース仕様から得た部品を装備した「ニスモ」仕様も立ち上げた。

 その後も、エンジンの性能向上やシャシーの改良、外装などの小変更をYMとして実施、2017YMでは外装を中心にリフレッシュを続けてきた。

 ただし、日産が2015YMを“スキップ”したあたりから改良は縮小傾向にあり、どれだけのマーケットへのインパクトや効果を保ち続けているのかは微妙になってきた。

 2007年の登場時から進化と熟成を重ねられてきたとはいえ、やはりハイブリッドやEVなどの電動化が進む世界のスポーツカーの趨勢をみると、遅れていると言わざるを得ない状況になってきたのではないか。

 このあたりで、新たな時代を見据えた新型GT-Rがスポーツカーとしての新たな地平を見せることで、“技術の日産”の象徴として輝き続けてもらいたい。

2位:フェアレディZ:10年9ヵ月

 GT-Rに約1年続くかたちで2位に挙げた、11年弱も手つかずのままのZ34型フェアレディZは、2012年7月以降マイナーチェンジが実施されていない。

 最近では「50周年記念車」を期間限定で発売したが、基本的に標準仕様に専用のボディカラーやシート表皮などを加えたぐらいで、仕立てに手間をかけている印象は薄い。

 まずは区切りの年として、噂されている2019年10月の東京モーターショーでのコンセプトカーの発表が実現するどうかを見極めたいところだ。

3位:日産マーチ:9年2ヵ月12日

 マーチはタイで生産されている世界戦略車として2010年7月にデビューしたが、2013年6月のNISMO追加を含むマイナーチェンジ以降、一度もマイナーチェンジが行われていない。

  先代が登場した2002年には月平均で1万台超を販売していたが、現在は月販1000台を割る月も珍しくなく、ユーザー離れが進んでいる。何も対策をしないまま、放置しているという印象が強い。

 欧州ではマイクラという、日本のマーチとは別のモデルが販売されており、この欧州製マーチを日本市場でマーチとして販売する手も考えられるのだが……。

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最終更新:9/11(水) 13:06
ベストカーWeb

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