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TBS「クレイジージャーニー」事実歪めた放送発覚で休止へ 番組から人気写真家ら輩出

9/11(水) 17:44配信

KAI-YOU.net

TBSのバラエティー番組「クレイジージャーニー」で事実を歪めた放送が判明。番組公式サイトで経緯の説明と謝罪、さらには番組の放送休止が発表された。

【画像】爬虫類ハンター・加藤英明さん

発表によると不適切な表現があったのは、8月14日に放送された2時間スペシャルと同日深夜のレギュラー枠での放送。

爬虫類ハンター・加藤英明さんがメキシコの珍しい生物を探し捕獲するエピソードにおいて、番組で紹介した生物6種類のうち4種類は、ロケ前に準備した生物を放ち、あたかもその場で発見したかのように描いた。

TBSは現在、過去の放送においても同様の手法がなかったか調査を進めており、すでに過去10回の放送で捕獲した生物37種類のうち、11種類は事前に準備していたものであることが判明。またその事実を加藤さん本人には伝えていなかった。

伝聞型紀行バラエティー「クレイジージャーニー」

「クレイジージャーニー」は独自の視点やこだわりを持ち、世界・日本を舞台に活躍するクレイジージャーニーたちが、その唯一無二の体験を語る伝聞型紀行バラエティー番組。

ダウンタウンの松本人志さん、バナナマンの設楽統さん、女優の小池栄子さんがMCを担当。2015年からTBSの深夜枠で放送されており、これまでにDVDを8本発売している。

写真集『奇界遺産』で知られるフォトグラファーの佐藤健寿さん、危険地帯ジャーナリストの丸山ゴンザレスさん、爬虫類ハンター・加藤英明さん、少数民族や先住民族を撮影する写真家のヨシダナギさんら、番組をきっかけに有名になり活躍の場を広げた人物も多い。

最近では8月28日と9月4日の放送で、注目のヒップホップクルー・BAD HOPを特集。地元・川崎での彼らの生い立ちやライブにおけるパフォーマンスなどを紹介して反響を集めていた。

「発見できない場合を想定」して生物を事前準備

問題となったのは7月2日から5日にかけて4日間行われたメキシコでのロケ。事前に生物を準備した理由について、番組公式サイトによると「狙った生物を捜索しても発見できない場合を想定」して、番組スタッフが現地協力者に事前の準備を依頼。

放送した6種類のうち、ロケの段階で「生息域を捜索したものの発見できなかったことから、事前に準備していた生物を放ち、撮影しました」と説明している。

番組側は公式サイトで「準備していたものを、あたかもその場で発見したかのように描いた今回の手法については、事実に依拠した番組で事実を歪めたことになり、あってはならないものと考えています」とコメント。

「視聴者の皆様、当企画にご出演いただいた加藤英明さん、また、番組にご出演いただいた方々および関係者の方々に深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

あわせて調査が完了するまでの放送休止を発表。11日は放送予定だった「日本最速のパイロットが世界王者奪還を目指し決戦!エアレース最終ラウンドに緊急密着!」は、「ノーサイド・ゲーム3日後最終回SP」に変更されている。

恩田雄多

最終更新:9/11(水) 22:11
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