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iPhone 11でアップルが仕掛けた「新しいビジネスモデル」

9/11(水) 18:40配信

現代ビジネス

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「逆風下にあるアップルが、最新iPhoneで新たな舵を切った」
ジャーナリスト・西田宗千佳氏が、現地取材したアップル恒例の新製品発表イベント。
「iPhone 11」から見えてきたアップルの次世代戦略とは? 最速リポートでお届けする! 
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逆風下のアップルを読み解く2つのキーワード

 「最新のiPhoneは高くて……」

 ここ数年、そう思って買い換えを控えている人も多いだろう。毎年9月に発表される新しいiPhoneは気になるけれど、なかなか購入に踏み切れない……。

 特に今年は、10月に向けて、携帯電話の売り方/買い方が大きく変わる。通信と端末の料金を分ける「分離プラン」の徹底により、通信費での端末価格の割り引きが難しくなるからだ。

 iPhoneのハイエンド化を推し進めるアップルにとって、2019年は大きな逆風が吹いている。そのような状況下で、アップルはiPhoneの最新機種をどう打ち出したのだろうか? 
 9月10日(現地時間)に米カリフォルニア州のアップル本社で開催された、新iPhone発表会の模様を深掘りしながら、現地からお伝えしたい。

 キーワードは、「名称変更による見せ方の変化」と「買い換え推進施策」だ。

主軸は「iPhone 11」

 「(昨年のモデルである)iPhone『XS』と『XS Max』、『XR』という3つのiPhoneは、顧客満足度が99%だった」

 アップルのティム・クックCEOは、新iPhoneのお披露目を前に、こう語った。アップルが、自社製品の顧客満足度をアピールするのは珍しいことではない。

 だが、今年は特に強調したかったのではないか、と感じる。昨年は「高価になった」と批判を受けた一方で、最も手頃な新モデルだった「iPhone XR」が発売直後に販売不調と伝えられ、減産も経験したからだ。

 一方で、「購入して使ってくれた人の満足度は高く、製品としては優れたものだ」ということを、アップルは主張したいのだろう。

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最終更新:9/12(木) 0:25
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