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<青天を衝け>吉沢亮、“天陽ロス”から大河ドラマ初主演で凱旋!「タイミングばっちり」【制作発表会見コメント】

9/11(水) 14:07配信

ザテレビジョン

2021年の大河ドラマが、渋沢栄一を主人公とした吉沢亮主演の「青天を衝(つ)け」に決定。9日に脚本の大森美香、主演の吉沢亮、制作統括の菓子浩氏による制作発表が行われた。

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新一万円札の顔としても注目され、資本主義の父と称される渋沢栄一。同作は、そんな渋沢が幕末から明治へ、時代の渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも高い志を持って未来を切り開いていく姿を描く。

今回が大河ドラマ初主演となる吉沢は、「渋沢栄一という人間の人生をしっかりエンターテインメントとして、楽しく皆さまに届けられるように精一杯やらせていただきます」と意気込みを語った。

他、大森のコメントや会見で行われた質疑応答の様子を紹介する。

■ 大森美香コメント

この度、初めて大河ドラマを書かせていただきますが、これからこちらにいる皆さん、そして色んな方々と(共に作品を)作っていきたいと思っております。

大河ドラマというものは子供の頃は大人が見るものだと思っていたのですが、自分がいつの間にかすっかり大人になって…。

ずっとここ何十年も大河ドラマを楽しく見てきた身としましては、本当に身が引き締まる思いです。

渋沢栄一さんを私が初めて調べさせていただいたのは、連続テレビ小説「あさが来た」(2015-2016年、NHK総合ほか)を書かせていただいたときだったんですが、その時はもう高齢の渋沢だったんです。

(今回改めて)「こんな面白い人生を送っている人だったんだ」と、目からうろこ落ちるような思いでした。

そして、私はもしいつか大河ドラマをできるなら幕末がやりたいとずっと思っていたのですが、「幕末を違う目線から見たドラマを作れないか」と考えたときに渋沢さんほど色んな目線から幕末を見ていた方はいらっしゃらないんじゃないかと。

渋沢さんは農民や志士など色んな立場から幕末を見た方です。そして最後の将軍である慶喜の家来として、いろんなことをしながら幕末、そして明治という時代を生きた方です。

その方を描けるというのはとても幸運だなと。すごく壮大なことだけども、チャレンジしてみるべき大きなものだなというふうに思っております。

また、お札のイメージの渋沢さんではなく、色んな時代を駆け抜けてきたフレッシュな渋沢さんを描きたいと思った時に、吉沢さんのようなすてきな方と巡り合うことが出来まして、このように今日が来ました。

緊張しておりまして、何を言っているか分からないかもしれませんが(笑)、とにかくここから頑張らなきゃという気持ちでいっぱいです。

皆さんどうぞ見ていただけるとうれしいです、どうぞよろしくお願いいたします。

■ 吉沢亮コメント

渋沢栄一をさせていただきます吉沢亮です。

歴史ある大河ドラマ60作目の主演をやらせていただくということで、とても光栄に思っております。やはり大河ドラマの主演を今まで歴代務められてきた役者さんというのは名実ともにトップクラスの本当にすてきで素晴らしい方々という印象が強いので、僕にお話をいただいて、ものすごく光栄だなと思う反面、プレッシャーも尋常じゃないくらいあって…。

「今の僕が真ん中に立って何ができるんだろう?」という不安はあるのですが、精一杯やりたいなと、渋沢栄一という人間の人生をしっかりエンターテインメントとして、楽しく皆さまに届けられるように精一杯やらせていただきます。よろしくお願いいたします。

■ 吉沢亮、「新選組!」は「めちゃくちゃ格好いい」

――初めての大河ドラマ執筆、出演ということで、大河ドラマに対するイメージや思い出などがあれば教えてください。

大森:私は父と一緒に見ていた思い出が強いですが、中でも滝田栄さんの「徳川家康」(1983年)を一生懸命見ていた思い出があります。

その後、「山河燃ゆ」(1984年)。昭和を描いた作品で、子ども心にちょっと怖いシーンもあったりして大人っぽいドラマだなと。そういうところも「これが大河ドラマなんだ」と思いながら見ていたのをよく覚えています。

最近の作品ですと「真田丸」(2016年)が好きで、家族みんなで見ておりました。「味よしの瓜」を家族みんなで踊ってまねしたりしておりました。

吉沢:恥ずかしながら今まで歴代の大河を追ってきたというわけではないのですが、僕は「新選組!」(2006年)がすごく大好きです。

とにかくみなさんめちゃくちゃ格好いいですけど、僕はとにかく佐藤浩一さんが演じる芹沢鴨が格好いいなという印象で、芹沢を暗殺するという時にその前日に近藤さんとの2人でのシーンの「鬼になって俺を食っちまえ」みたいなせりふが未だに(心に)残っていますね。

――吉沢さんといえば連続テレビ小説「なつぞら」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)の36歳で亡くなった天陽役だと思いますが、今回の役は亡くなったのが91歳ということで生涯が長きに渡り描かれますが、楽しみにされていることなどあれば教えてください。

吉沢:91歳まで生きるということで、91歳の時の芝居とか今は全く想像もできないんですけど…。

(作中で)どこまで描くかというのはこれから(決まること)だと思うのですが、1年以上、それこそ「なつぞら」より長い期間、ひとつの役を演じさせていただく機会というのはなかなかない挑戦ですし、勉強になることもたくさんあると思いますので、その分不安も結構大きいですが、これからどんどん渋沢栄一さんを勉強していく中で渋沢さんという人間を知っていって、しっかり演じられればなと思っています。

■ 大森美香「若さならではの勢いを描いていきたい」

――吉沢さんが渋沢栄一さんに関して興味の持ったエピソードなどはありますか?

吉沢:そうですね。僕もお話をいただく前の最初の印象としてはお札というイメージがあって、それ以外のことはあまり知らなかったんですけど、どんどん調べていくと、印象的なエピソードが人生の中で本当にたくさんあって…。

渋沢さんは色んなことをされている方なんですけど、彼の道徳的な部分、「公益を考えた上での私利でなければならない」みたいな言葉が印象的です。

その人生観が本当に素晴らしいなと思ったので、そういう部分を大切に愛されるキャラクターとしてやっていきたいなと思います。

――大森さんは渋沢さんをどのように描いていきたいとお考えですか?

大森:渋沢さんの奥さまは幼なじみのいとこなんですね。また、最初の方に関わる人物もみんないとこであり、近所の一緒に仲良くしている方で、渋沢さんはその方や奥さまと一緒に明治まで駆け抜けていくんです。

人間をとても愛している方なので、その家族を大事にしている感じですとか、人間愛、そこで生まれる人間同士のおかしみや、「頑張っていこうぜ」という若さならではの勢いを前半は描いていきたいと思っています。

■ 「年を取っていく過程を経験できた」

――「なつぞら」を経て、ご自身で成長されたなと思う部分や大河ドラマに生かせそうだなと思う経験があれば教えてください。

なんですかね…。正直天陽くんをやっている時は撮影が月に1回くらいのペースだったので、あまり大変じゃなかったんです(笑)。

だから想像を絶する大変さが今後待っているんだなという感じなんですけど、そうですね…。なんだと思いますか?(隣にいる制作統括の菓子氏に問いかける)

これまでに「仮面ライダーフォーゼ」(2011-2012年、テレビ朝日系)に出演したことがあるので、1年間ひとりの人物を演じる経験はしたことがあるのですが、その中でどんどん年を取り、役自体が成長していくのは「なつぞら」が初めてでした。

17歳くらいから36歳までの20年間くらいの人生を演じさせていただいたのは「なつぞら」が初めてだったので、年を取っていく過程みたいなものを経験できたというのはすごく大きかったかなと思います。

――大河ドラマ主演と聞いた時の率直な感想を教えてください。

大河ドラマの主演ってとんでもないことじゃないですか。まさか自分に来るとは思ってもいなかったので…。

1か月半前くらいに何も知らされていない状態で大森さんと菓子さんと一度NHKでお会いする機会があって、その時は本当にただお話するだけで大河の話も出ず、何だったんだろうと思っていたんです。

数日後にマネージャーさんから「大河決まりました」って言われて、びっくりしすぎて、「大河って別にもう一個枠ありましたっけ?」みたいな(笑)。

全然信じられなかったですね。だから緊張とかそういうレベルまでいかないというか、びっくりしすぎて、知らされてからの期間はマネージゃーさんに「もしこれが発表するまえに漏れたら主演変わったりするからね」ってすげぇ脅されて(笑)、誰にも言えないんだってなって…。

だから(無事に発表できて)安心してます、今(笑)。

■ 「全力で駆け抜けたい」

――事務所の先輩に大河ドラマ主演経験者がいらっしゃると思いますが、聞いてみたいことはありますか?

そうですね…。長い期間、結構な分量をやるわけですから、どうやってせりふを覚えたとか…(笑)。

あとは今まで経験したことないことばかりだと思うので、体調管理とかは聞いておきたいかもしれないですね。

――「天陽ロス」という言葉が話題となってから早くもNHKに帰ってきましたが、どのような思いでしょうか?

ありがたいですよね、本当に。

タイミングとしてもちょうど先週までが天陽の最後の週で…。「天陽ロス」というのも色んな現場で会う方に言っていただいたり、僕のもとにもすごく届いていて、そのタイミングでこれが発表になるのはばっちりだな! みたいな(笑)。

「こんなことあるの?」ってくらいのばっちり感があるんですけど、天陽で僕を知ってくださった方もたくさんいらっしゃると思いますので、また天陽とは違う面白さを届けられるように頑張りたいなと思います。

――大河ドラマというたくさんの人が見る作品で、自分のどういう部分をアピールしていきたいですか?

難しいですね…。

今まで歴代の主演の方は本当にお芝居の素晴らしい人ばかりで、今はその中で僕が主演をやるということに対する不安や、とにかく精一杯役を演じるということしか頭にないから、何を見てもらうかまでは…。

今までの本当素晴らしいお芝居をやられていた方と並べられると力不足な部分もあると思いますが、そういう部分も含めて全力でフレッシュにこの役を1年間以上温めて、全力で駆け抜けたいなと思いますので、そういう部分を楽しんでいただければうれしいです。

(ザテレビジョン)

最終更新:9/11(水) 14:07
ザテレビジョン

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