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大船渡・佐々木、星稜・奥川以外にも逸材がずらり! 今秋のドラフト注目の高校生たち

9/11(水) 6:40配信

週プレNEWS

両雄が小休止するなか、まるで「高校生の逸材は佐々木と奥川(おくがわ)だけじゃない!」という魂の叫びが聞こえてくるようだった。

【画像】東邦の石川と八戸学院光星の武岡

今年の高校野球は「高校BIG4」と呼ばれた佐々木朗希(大船渡)、奥川恭伸(星稜)、西 純矢(創志学園)、及川雅貴(横浜)の4投手がプロ垂涎(ずいぜん)の目玉とされてきた。だが、ここにきて佐々木と奥川のふたりが突出した感がある。

さしずめ「ロマンの佐々木、安心の奥川」といったところだろうか。最速163キロの佐々木は、一球投げただけで格の違いを見せる圧倒的なポテンシャルがある。一方の奥川は力と技を併せ持ち、調子が悪くてもゲームをつくることができる安定感が魅力。現段階でふたりとも、今秋のドラフト会議で複数球団が1位指名することは確実な情勢だ。

しかし、ふたりは侍ジャパンU-18代表に招集されたものの、U-18W杯本大会(韓国・機張)では大きく出遅れた。佐々木は右手中指に血マメができ、奥川は準優勝した夏の甲子園の疲労が抜けなかった。そんななか、自身の存在を大いにアピールした有望選手もいた。

かつてBIG4に数えられた西は、順調に階段を上っている。今年は春夏とも甲子園出場を逃したものの、そもそも全国の舞台で名前を売ったのは佐々木よりも奥川よりも早かった。昨夏の甲子園では強豪・創成館から16三振を奪って4安打完封勝利。鮮烈な全国デビューを飾った。

当時、奥川に西について聞くと「西くんのスライダーの使い方を勉強しています。僕とは比較にならないくらいすごいです」と語ったほどだ。

いかにも気の強そうなマウンド姿が印象的で、甲子園では腕を強く振るたびに帽子が飛ぶシーンが繰り返された。ただし、本人は「帽子が飛ぶということは、体に変な力が入ってバランスが崩れていること」と語っており、状態はよくなかったのかもしれない。審判から過剰なガッツポーズを注意され、ムキになってしまう幼さも見られた。

しかし、今年に入ってゆったりとしたフォームになり、低めに強いストレートを投げ込めるようになった。得意球であるスライダーに頼ることもなく、明らかにたくましさを増している。U-18W杯では強敵・アメリカを相手に3回を投げて2失点も、5奪三振と力を発揮した。

ドラフト戦線で佐々木と奥川への人気が集中することが予想されるが、もしかしたら西を「一本釣り」する球団が現れるかもしれない。

ほかにも投手では、宮城大弥(興南)、浅田将汰(有明)、前 佑囲斗(津田学園)といった好素材もいる。特に宮城は、貴重な左腕で制球力に優れるだけに、プロ側の需要は高そうだ。3年前にはU-15代表として国際大会を戦ったエリートでもあり、社会人野球のエースがマウンドに立っているかのような大人びたムードがある。

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最終更新:9/11(水) 6:40
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