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武田双雲「基盤は家庭、どんな学校だって子どもはちゃんと育つ」

9/11(水) 7:00配信

日経ビジネス

 「オトコが育児に参加するのが当たり前」の時代に変わりつつある。旬の経営者や学者、プロフェッショナルたちも、自らの育児方針や育休取得についてパブリックに言及することが増えてきた。優秀なリーダーたちは、我が子にどんな教育を与えようとしているのか。また自身はどう育てられたのか。そしてなぜ、育児について語り始めたのか。

【写真】武田双雲さんにとっての子育ては「最高の遊び」。一筆したためてもらいました

 今回登場するのは、書道家の武田双雲氏。2019年6月「第38回ベスト・ファーザー賞」も受賞した武田氏。3人の子どもの父として、スーパーポジティブな子育てを実践している。インタビューの前編で武田氏は、日々成長する子どもたちに「すげえ!」と感動し、武田氏自身も毎日を幸せに機嫌よく生きていると明かした(詳細は関連記事「武田双雲、『すげえ!』と繰り返していたら、自然にスゴい子どもが育った」参照)。後編では武田家の子育ての方針について話を聞いた。

* * *

――武田家では、「こういう方針で育てていこう」と決めていることはあるのでしょうか。

武田氏(以下、武田):僕自身は時間軸のない人間なので、「こうなってほしい」という思いは1つもありません。子どもは常に親を超える存在なので、僕が何かを求めたところで意味がありません。僕自身でさえ、自分の想像を超えてくるので。

 なぜなら、世界にはまだまだ出合っていないもの、知らないことの方が圧倒的に多い。ですから、何も定めることはできないんです。現時点の僕が設計できる夢や目標なんて、どう頑張っても、小さくまとまってしまうんです。

 だから、できることはただ1つ。“感動・感謝の感性”を開いていくこと。感動と感謝を日々続けていると、一層、それを感じられる人や仕事がどんどん寄ってくるから、勝手に世界が開けていくんです。

 そうすると、いつのまにかエルトン・ジョンのプロデューサーの自宅に遊びに行っていた、なんていうことも起きちゃうんです(笑)。そこには何も意図はなく、自然な流れでした。

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最終更新:9/11(水) 7:00
日経ビジネス

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