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高知小2水死、被害児童の父と一緒にいた子供の親の思い

9/12(木) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 岡林さんが、ツイッターで情報提供を呼びかけたところ、多くの目撃談が集まった。それらの情報を収集する中で、岡林さんには次のような疑問が湧いてきたという。

「現場は、工場廃水などでヘドロがたまっている場所で、泳ぐ人などいません。それに、そもそも優空は泳げないんです。顔に水をつけるのもやっとの子が、服を着たままラッコ泳ぎ? あの子は、“助けて!”って何度も叫んでいたそうです。そんな状況にどうしたらなるんか、理解できない」

 さらに、優空くんの自転車が川から500mほど離れた場所で発見された。一緒にいた友人たちの証言が定まらない点も、岡林さんの疑問を深めるきっかけになった。

「ぼくが、友人たちに“優空が帰ってこないが知らないか”と聞いた時、彼らは“知らない”と答えていたんです。後で警察に聞かれて、ようやく一緒にいたことを認めた。目撃談などを総合してぼくが調べたところ、優空が溺れたのは、午後2時40分から3時20分の40分間。そして友人たちは3時半から6時半まで、なぜか何度も現場に戻っていたそうなんです。空白の40分の間に本当は何があったのか…その友人たちには何度も聞いてもらっていますが、今はもう“黙ってしまう”そうなんです」

◆ただ真実が知りたい──この一心

 岡林さんのツイッターが注目され、応援の輪が広がる一方で、ネットの掲示板には、彼の活動を非難する声もアップされている。

《町内会の回覧板回しも気を使うほどギスギスしています。子供たちも学校で不安な空気があります。どうしてネットで騒いで大ごとにしようとするのか理解できません》
《子供たちの生活を乱さないでほしい》

 などといったコメントも散見される。

 しかし、岡林さんは、友人たちを糾弾したいわけでも、町内の空気を乱したいわけでもない。なぜ息子は死ななければならなかったのか。ただ、真実が知りたい――その一心なのだ。

「優空は未熟児で生まれたんです。小さくて保育器から出ることができなかった。妻も産後、体が回復するまでに時間がかかったので、生後数か月間ずっと、ぼくは仕事終わりに病院に通っていたんです。優空は、必死に“生きたい”って頑張って成長してきたんです。

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最終更新:9/12(木) 10:20
NEWS ポストセブン

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