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台風15号が残した爪痕。千葉県内陸釣りレンタルボート屋の現状

9/12(木) 15:39配信

ルアマガ+

今月8日に関東地方を襲った台風15号。その被害は甚大で各地域に及んでいるが、深刻なのは大規模な停電と断水。各メディアが報道しているが都市部がメインだ。記者は、湖周辺に住み営業を営む各レンタルボートの状況(9/11時点)を見てきた。

千葉県内陸釣りレンタルボート店被害状況

電話が繋がらない。とにかく、必要であろう物資を積むだけ積んで現地へ向かう。

9月8日から9日早朝にかけて関東地方を戦後最強クラスの台風が襲った。被害状況の深刻な千葉県では大規模な停電、断水が起こったというニュースを耳にした記者は、お世話になっている各ボート店に連絡を取ってみたが繋がらない。

千葉県都市部での悲惨な状況が報道されるなか、まったく情報がないレンタルボート屋の現状を知るために、必要になるであろう物資、災害ボランティア用具、もしものときのサバイバルグッズ、電気機器などを積むだけ積んで被災現地に向かった。

印旛沼

まずは、野田市方面から柏市、我孫子市を抜けて印西市にある印旛沼へと向かった。歩道に倒れた竹や枯葉が散乱していたところはあったが、11日午前の時点では若干の渋滞があったくらいで、平常時とさほど変わらない様子。冠水している場所、交通規制などにも遭遇しなかった。

そこまで苦労はせずに無事に印旛沼へと到着。沼の状況を見てみると、台風直後よりもだいぶ水位が減っていた。

アサヒナボート (印旛沼レンタルボート店)

実をいうと、2週間後にルアーマガジンモバイルの取材でお世話になる予定だったアサヒナボート。台風当時の被害状況は閉口してしまうほどに悲惨なものだった。

現地に着いてさっそく伺うと、社長を含め常連さんが午前中の復旧作業を終えたところだった。

「当時は本当にどうなることかと思いました。こんな経験ないですから。でも、近くのコンビニも営業しているところがあって生活にはそこまで困らなかったのが不幸中の幸いです。また、ボートはすべて回収し終えたんで、なんとかレンタルボート屋として再開の目途も立ちました。来週のチャプターも、2週間後のルアマガさんの取材も台風さえ来なければ行えますよ。電話が繋がらないので、一般の方のボートの予約を含め状況をお伝えできないのが不安ですね。出来るだけ早い普及を待ち望んでいます」

アサヒナボートが迅速な復旧作業ができたのも普段お世話になっている常連さんたちがボランティアとして活動してくれた功績が何よりも大きい。未曽有の災害が発生したときに、最終的に助けてくれるのは『人』だということを今回の訪問を通して改めて実感した。打ち合わせをして、次の地へ向かった。

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最終更新:9/12(木) 15:39
ルアマガ+

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