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国産大型ネイキッド編[2019新車走評]カテゴリー別“試乗インプレッション”大図鑑 #07

9/12(木) 11:33配信

WEBヤングマシン

総じて軽快、過激もフレンドリーもよりどりみどり

トガッたルックスを持ち、SS由来の強心臓を搭載するモデルも多数――。「ストリートファイター」や「スーパーNK」と呼ばれるマシンが居並ぶ当クラス。国産は、始祖であるカワサキのZシリーズに対し、ヤマハがMTシリーズでイッキに勢力を拡大。そこにホンダの近未来カフェ、CB-Rシリーズが加わった。走り自慢のツワモノから、やさしい相棒まで揃う。

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刺激的なのはリッター級。等身大の相棒も選べる

ヘリテイジ系と真逆の現代的かつ過激なルックスを持つネイキッドクラス。リッターモデルは、直4スーパースポーツ譲りの強心臓を低中速寄りにセッティングしたモデルが多い。アップハンドルとカウルレスによる軽快さも相まって、ストリートでは最強レベルの運動性能を発揮する。一方、600~800ccのアッパーミドル系は、軽量コンパクトで扱いやすいモデルが揃う。

国産のリッター系では、MT-10が160psと最もパワフル。限界性能も高く、「凄いバイクに乗ってる」感がある。CB1000Rはホンダらしい正統派のスポーツバイク、Z1000はルックス通りの刺激とトルク感が楽しい。GSX-S1000は日常の使い勝手を含め、総合的にソツがない。

900クラスでは、軽さでMT-09が突出。Z900はパワーと落ち着き感に優れる。ビギナーにオススメなのは600クラス。ただし新作のCB650Rは少しヤンチャなキャラだ。

HONDA CB1000R[王道ホンダNK]とことんキビキビ

HONDA CB1000R■水冷4ストローク並列4気筒 DOHC4バルブ 998cc 145ps/10500rpm 10.6kg-m/8250rpm 212kg 16L■シート高830mm ●164万520円

初代2004年型CBR1000RR譲りのユニットに電制スロットルを融合した直4は、右手の動きにドンッとダイレクトに反応。パワーバンドが幅広く、ギヤが少々高くても十分加速できる。いかにも伝統的な180度クランクらしい感覚で、ヨンフォアから連綿と続くホンダ直4の面白さがある。車体もコンパクトで倒し込みが軽快。前後とも高い接地感があり、キビキビしたエンジンと相まって、思い通りにコーナーを駆け回れる。

ソリッドに効くブレーキ、カッチリしたオートシフターもキレのよさに貢献。シンプルにスポーティさを追求しており、峠を流すのが最高に楽しい。ライポジはやや前傾し、動きもクイックなので、高速巡航より下道を快活に走るのが得意。これぞ昔ながらのホンダらしい「ザ・直4NK」だ。

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最終更新:9/12(木) 21:14
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