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満を持して登場! 公道用ヨシムラ手曲げストレート管、Z900RSに

9/12(木) 18:33配信

WEBヤングマシン

ハイカム投入を思わせる圧巻の吹け上がり

ヨシムラらしい昔ながらのストレート管の外観を維持しつつ、性能向上と消音を両立するDuplex Shooter(デュプレックス シューター)構造を導入したZ900RS/CAFE用 手曲ストレートサイクロン。この排気系、どんな資質を備えているのだろうか?

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マイナス点は存在しない!? どこでも速く、音もいい

サーキット用のT-SPECをベースにしながら、排気ガス・騒音の数値を現代の規制に適合させ、パワーダウンを最低限に抑えること。それがZ900RS/CAFEに対応する、公道用ストレートマフラーの開発目標だったという。この表現だと、デチューン的な印象を抱く人がいそうだが……。

実際にDuplex Shooter構造を体感して、そんな印象を持つ人はいないはずだ。何と言ってもこのフルエキは、STDとは趣が異なる、ヨシムラならではの爽快なフィーリングを、存分に堪能させてくれるのだから。

もっとも、試乗前にデータを見た段階では、ピークは出ていても、ミッドレンジはSTDに及ばないのか……と、僕は思っていたのである。でも実際のDuplex Shooter装着車は、スロットル操作に対する反応が素晴らしくリニアになっているから、どんな領域でもパワフルさが感じられるし、回転上昇の速度はSTDの3割増しという印象。中でも7000rpm以上の吹け上がりは圧巻で、ハイカム投入を思わせるほどの感触だった。

しかもこのフルエキは、音も感動的なのだ。音質が全域でほぼ一定のSTDに対して、ヨシムラ製はメリハリが利いていて、低回転では重低音(音量はSTDより控え目)、中高回転では弾けるようなカン高い音が満喫できる。

それでいてマイナス要素が一切ナシというのが、Duplex Shooterの恐ろしいところ。今回の試乗を通して、僕はヨシムラの技術力に、改めて感心することになったのだった。

手曲ストレートサイクロン Duplex Shooter[政府認証]

集合部付近に配したサブサイレンサーに排気口を設け、見た目はストレートサイクロンだが構造的には2本出しとも言えるのがDuplex Shooter最大の特徴。音量規制と出力アップを両立させるヨシムラのNewサイクロンだ(試乗車はプロトタイプを装着)。●価格:20万8440円

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最終更新:9/12(木) 18:33
WEBヤングマシン

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