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2800万円のオープンカーが贅沢すぎた! 日本では誰が乗る!?(ベントレー コンチネンタル GT コンバーチブル試乗記)

9/12(木) 21:13配信

GQ JAPAN

ベントレーの「コンチネンタル GT」に、コンバーチブルが追加された。屋根がない贅沢さとはなにか? 今尾直樹がリポートする。

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メカにびっくり

あいにく、山手通りは混んでいた。せっかくベントレーの新型「コンチネンタルGTコンバーチブル」のステアリングを握っているというのに、どうなのよ。

松濤の陸橋あたりの渋滞で、思わず右手がクローム・シルバーに輝く、ソフトトップを開くスイッチに触れた。50km/h以下であれば、開閉できるから慌てることはないのだけれど、それでも動き始めたら、やばいかも、という思いが筆者にはあった。

そんな筆者の心配をよそに、ソフトトップはためらうことなく、ほとんど無音のまま、まずはサイドのウィンドウを下げ、それからやっぱり無音のまま、ソフトトップがZ型に折りたたまれてリアへ格納され、青空があらわれた。

要した時間は19秒。あっという間の出来事で、いつの間にか屋根がなくなっていた、と、表現したくなるほどの速さだった。これほどでっかい幌を、無音のまま、高速で動かしている! しかも、その動きはあくまで滑らかでエレガント。まるで生き物みたいだ。新型コンチネンタルGTコンバーチブルのビックリ・メカその1である。

オープンのまま、中央高速を流れにのって走行して、パナマ帽が飛んでいかなかったのは、エアロダイナミクスが仮想空間で検討出来る現代であれば、驚くにはあたらないかもしれない。

ウィンドディフレターなしで、後方からの風の巻き込みがまったくないのは驚きではあったけれど、それよりも筆者がビックリ・メカその2に推薦したいのは、超強力なエアコンディショーである。

すでに夜の帳が降りはじめていたことはある。緑の多い郊外へ向かっていたのもあるし、パナマ帽を筆者がかぶっていたのも効果なし、ということはないだろう。

とはいえ、八王子から先なんて、ダッシュボードが吹き出す冷気が心地よくて、オープンカー最高! という気分になった。思い返してみると、陽が残っていた山手通りの渋滞のさなかで幌を開けたときも、室内の冷気は保たれていて、ムワ~ッとした記憶がない。ニッポンの夏の酷暑を吹き飛ばすエアコンの圧倒的性能に感服した。

冬になると、ヘッドレスト下部のダクトから温風が首に吹き出るネック・ウォーマーと、ステアリングホイール、シート、それにアームレストにまで仕込まれたヒーターに感服することになると思われる。

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最終更新:9/12(木) 21:13
GQ JAPAN

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