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西野七瀬が『あな番』で犯人役に抜擢された「本当の狙い」

9/12(木) 18:00配信

週刊女性PRIME

 2クールに渡って放送された話題沸騰のドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)が、ついに最終回を迎えた。

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 同じマンションの住人たちが連続殺人に巻き込まれるというミステリアスな展開が、ネットを中心に話題となり、第2章『反撃編』が始まると視聴率は一気に上昇、第1章の最高視聴率を軽く超え、最終回は19.4%と、“有終の美”を飾る結果となった。

 そして、終わってみたら、最後にすべて持っていってしまったのは、黒幕の殺人鬼『黒島沙和』を演じた元乃木坂46の西野七瀬ではないだろうか。

 “意外な人物”が黒幕という、ドラマはミステリーのセオリーというか、ある意味ベタともいえる結末となったが、ネット上では割と早い段階で“黒島黒幕説”が浮上していた。

 名だたる俳優が顔を揃えていただけに、誰が黒幕でもおかしくなく、それぞれがいわくありげな人物ばかりで、不可解な行動をとっている。その中で、黒島は特に怪しいそぶりは見られないどころか、主人公と一緒になって事件解明に向けて奔走する可憐な女子大生役だ。

「秋元康が原案なんだから……」

 なのに、なぜ視聴者は彼女を黒幕と見たのか。

 一つは、前述したように、ミステリーのセオリーを鑑みて、一番怪しくない人物が最重要人物だという単純な発想。もう一つは黒島を演じた西野が、『乃木坂』を昨年卒業したばかりということが大きく関わってくる。もうお分かりだろう。このドラマの原案・企画を秋元康氏が担当しているからだ。

 ネットでは番組終了前に、「秋元康が原案・企画なんだから、西野を重要な役に据えるだろう」、終了後には「やはり思った通りだ」という声があふれていた。

 これだけ話題になったドラマで、ある意味、“主役”ともいえる黒幕を演じた西野は、視聴者に深く印象付けられたのは間違いないだろう。

 なので、今回アイドルを卒業して間もない彼女がこういった“悪役”を演じたというのは意外性に富んでいたといえる。

 それがすべて秋元康の戦略だったのではないかというのは、大手芸能プロ幹部。

「今回、アイドルを卒業して間もない西野さんが、本来持ち合わせていた清純なイメージを裏切るような“黒幕”を演じたことで新たなイメージを打ち出すことに成功したのではないでしょうか。

 さらに、毎話放送が終わると、ネットでは犯人が誰なのかで盛り上がる現象が起こっていましたが、そのなかでも特に西野さんは“秋元さんの原案なんだからもしや……”と真犯人であることを疑われていました。つまり、ストーリー展開もそうですが、制作背景それ自体が、彼女の一挙手一投足に注目が集まる構成になっていたとも考えられますね」

 主演は田中圭でも原田知世でもなかったということか──。

<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌などで取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。

文/佐々木博之(芸能ジャーナリスト)

最終更新:9/13(金) 10:39
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