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差は2.7倍⁉ キャッシュレス派が現金派より貯蓄を増やせるワケ

9/12(木) 10:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

日本政府は少子高齢化や人口減少の対策として、キャッシュレス決済の浸透に取り組んでいます。キャッシュレス決済が浸透すれば、店舗の無人化や支払データの活用などにより、生産性の向上が期待できるからです。本記事では、「現金」と「キャッシュレス」それぞれのメリット・デメリットについて見ていきます。※本連載は、将来お金に困ることがないように、若いうちからできるライフプランニングに役立つ情報を紹介する「ライフプランnavi」の記事を抜粋、一部改変したものです。

政府はキャッシュレス決済の浸透に取り組んでいるが…

2017年6月に閣議決定した「未来投資戦略2017」では、「今後10年間でキャッシュレス決済比率を4割程度にすることを目指す」と発表しています(現在は約18%)。また、政府は2019年10月に予定している消費増税の経済対策で、キャッシュレス決済した際に購入金額の5%をポイント還元することを検討しています。

このように、政府はキャッシュレス決済の浸透に取り組んでいますが、日本はまだまだ現金派が多数を占めています。「現金のほうが貯蓄しやすい」という意見もありますが、お金が貯まりやすいのは現金派とキャッシュレス派のどちらなのでしょうか。

JCBが実施した「キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査2018」によると、2017年の平均貯蓄増加額は、キャッシュレス派の87.6万円に対し、現金派は32.5万円でした。キャッシュレス派は現金派より、2.7倍も貯蓄を増やせたことになります。しかし、貯蓄額は回当者の収入やお金の管理が得意かどうかによって左右される部分もあるため、単純に「キャッシュレス決済にすればお金が貯まる」という結論にはなりません。

現金とキャッシュレスのどちらを選ぶかは、それぞれのメリット・デメリットを比較して検討する必要があります。ここでは、現金派のメリット・デメリットについて確認していきましょう。

現金は「使いすぎる」心配がない⁉

ここでは、現金派のメリット・デメリットについて確認していきましょう。

■現金派のメリット

現金派には以下のようなメリットがあります。

・使いすぎの心配がない

・残高を把握しやすい

クレジットカードは、手元にお金がなくても買い物ができてしまいます。しかし、現金の場合は手元にある金額しか使えないので、使いすぎる心配がありません。また、現金は残高を把握しやすいのもメリットです。手元に残っている現金が残高になるので、買い物の計画が立てやすく、管理もしやすくなります。

■現金派のデメリット
一方で、現金派には以下のようなデメリットがあります。

・ATMで引き出す必要がある

・現金が足りないと買い物ができない

・盗難

・紛失リスクがある

・インターネットでの買い物に手間がかかる

現金を用意するために、定期的にATMに行って現金を引き出す必要があり、引き出す場所や時間帯によっては手数料がかかることもあります。また、現金が足りないと買い物ができません。きちんと管理しておかないと、支払いのときに現金が足りなくて買えない可能性もあります。盗難・紛失リスクがあるのもデメリットです。

現金を盗難・紛失しても補償されないので、取り戻すのは難しいのが現状です。インターネットで買い物する場合は、振込やコンビニ払い、代引きなどを利用する必要があり、クレジットカード決済に比べると手間がかかります。

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最終更新:9/12(木) 10:00
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