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アダストリアの40~50代向け新ブランド「エルーラ」が参考にしたのは好調ビューティ業界 悩みに“効く”服を提案

9/12(木) 16:15配信

WWD JAPAN.com

アダストリアは、10月1日から販売する40代半ば~50代女性に向けた新ブランド「エルーラ(ELURA)」の詳細を発表した。「ニコアンド(NIKO AND…)」「スタディオ クリップ(STUDIO CLIP)」など、20~30代向けのカジュアルを主力とする同社にとって、大人女性向けのエレガントなブランド開発は初めて。今秋冬は自社ECサイト「ドットエスティ(.st)」と一部の「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」店舗などで販売し、2020年春以降、単独出店を目指す。ブランド開発にあたって参考にしたのは、化粧品だという。その意図とは?

【画像】アダストリアの40~50代向け新ブランド「エルーラ」が参考にしたのは好調ビューティ業界 悩みに“効く”服を提案

新ブランドの現場を指揮するのは、「グローバルワーク」出身で、自身も40代後半という伊藤啓子マネジャー。「ファッションは、トレンドやきれい、かわいいといった要素で語られがちだが、新ブランドでは『大人女性の悩みに“効く”』という打ち出しをしていく」と伊藤マネジャー。化粧品の広告やパッケージが、「何々に効く、というのを非常に分かりやすく表現している」ことに着目し、ファッションでも同様なことができないかと考え、開発を進めたという。

立ち上げにあたり、40代以上の社内スタッフやスタイリスト、雑誌編集者からファッションにまつわる悩みを抽出。「下半身を中心とした体型の変化が気になる」「肌がくすんで見える」といった大人女性が抱える課題を解決するデザインを心掛けた。「素材が非常に重要になるが、上質な素材を使ったから高額になったというのでは、社会に出るタイミングでバブル崩壊を経験し、感覚が現実的なこの世代には響かない」として、アダストリアの持つ生産背景をフル活用。「デビューシーズンにも関わらず、オリジナル開発を含む上質な素材を、値ごろに提案できている」点が強みだ。

例えば、ブランドの顔として打ち出すパンツは、中心価格4900円。「社内の他ブランドに比べて価格は1マーク、2マーク高い」が、あくまでSC内で競争力が持てる価格だ。パンツは5サイズをそろえ、体型変化の悩みに対応する。また、コートの中心価格は1万2900円だが、スーパー110のウール糸を使った日本製素材の1万9900円のコートも投入するなど、「価格の幅は他ブランドより広く持ち、上質な商品を求める声にも対応する」。

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最終更新:9/12(木) 18:59
WWD JAPAN.com

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