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退任後は月旅行に新規事業 ZOZO前澤前社長の今後を知る一問一答

9/12(木) 22:45配信

WWD JAPAN.com

「Yahoo!JAPAN」を運営するヤフーは12日、同日朝方発表したZOZOの買収に関する記者会見を行った。会見にはヤフーの川邊健太郎社長とZOZOの澤田宏太郎新社長、そして前澤友作前社長の3人が登壇。前澤前社長が自身の今後について「新しい道に進みたい」と説明した。会見の終盤には提携のきっかけを作ったという孫正義ソフトバンクグループ会長兼社長がスペシャルゲストとして登場した。「当分は前澤さんが社長をやったら?とも言ったが、前澤さんは『スッパリ辞めたい』と。『訓練もしなければいけないし、彼女とも楽しく生きたいし』と言ってました。うらやましい限りです」と語り、会場の笑いを誘った。ZOZOの買収は朝から大きな話題を呼んでいたこともあり、会見には多くのメディアがつめかけ、質疑応答では前澤社長の今後についての質問が殺到した。本記事では、記者団からの前澤前社長への質問とその回答をまとめて掲載する。

【画像】退任後は月旅行に新規事業 ZOZO前澤前社長の今後を知る一問一答

―前澤氏の借金について。今回のヤフーへの売却にどの程度影響したのか。自力で返そうとしていたのか、それが無理だからZOZOを売却したのか。

前澤友作(以下、前澤):高額品を買う際に、借金やローンをする方も多いと思いうが、ゼロが何個か違うだけで、それと一緒。使用用途は宇宙の渡航チケットや現代アートなどで、自分の信用の範囲、人に迷惑をかけない範囲で借金をしていた。宇宙渡航によって得る体験や人脈はかけがえのないものだし、現代アートは購入後価値が上がっており、得るものも多い。そうして作った借金は、アートなどの現物資産を売却して返せばいいだけ。借金のせいで首が回らなくなって、提携したというのは憶測にすぎない。

―ここまで成長させてきたZOZOに愛着もあると思うが、その社長を退くことに対して、どういう気持ちなのか。後悔はしていないのか。

前澤:これは悩みに悩んだ。無責任なのではないか、と言われることも予想していたし、ネット上で実際にそう書かれている。しかし、自分の地位や権力に甘んじて、ZOZOの事業拡大や成長を見過ごす経営を行うことこそが無責任だと思う。ZOZOは成長にあたり一つの課題を抱えている。それはこれまでの自分のワンマン、トップダウン経営もその一つ。ZOZOはもっと社員それぞれの個を生かしたチーム力や総合力を磨かなければならない。そういう意味で後継者である澤田新社長にZOZOを譲り、さらなる成長を遂げていく。苦渋の決断だったが、退くことにした。よく「経営者は孤独」と言われるが、個人的にはそんなことはないと思ってきた。しかし、社長退任という最後の決断を一人で悩んでいた時に、孤独を感じた。

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最終更新:9/13(金) 10:35
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