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横尾忠則が30年近く通う店 お気に入りは「フカヒレそば」〈週刊朝日〉

9/16(月) 17:00配信

AERA dot.

 著名人がその人生において最も記憶に残る食を紹介する連載「人生の晩餐」。今回は、美術家・横尾忠則さんの「桂花」の「フカヒレ姿煮入りつゆそば」だ。

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 意外かもしれませんが、食事は朝昼晩、ほとんど決まった時間に食べています。一食抜かすなんていうことはめったにないですね。画家は肉体労働的な要素もある。気力だけでなく体力も必要なので、食事は気にかけてきたつもりです。

「桂花」には、もう30年近く通っているのかな。昼はアトリエから自転車でぷらっと出かけ、カウンターでひとり食事をすることが多い。このフカヒレそばは、もともとうちのカミさんの好物。そんなにおいしいのかな?と思って試しに食べてみたら、僕もはまりました。どんぶりに、とろとろに煮込んだフカヒレの姿煮がまるごと入っていて、麺に出汁のうまみが絡みます。僕は脂っこい中華料理は胸焼けするので苦手。ここの料理は味付けがしつこくないから、最後の一滴までスープを飲み干せます。店主曰く、コラーゲンがたっぷり入っているせいか、圧倒的に女性の注文が多いとか。83歳にして、横尾忠則フカヒレでつるつるの肌に!? まあそれも悪くないでしょう。

(取材・文/沖村かなみ)

「桂花」東京都世田谷区成城6-4-13 成城フルールビル2F/営業時間:11:30~14:00L.O.、17:00~20:30L.O./定休日:なし

※週刊朝日  2019年9月20日号

最終更新:9/16(月) 17:00
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