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なぜ部下とのコミュニケーションに変化をつける必要があるのか?

9/13(金) 6:05配信

サライ.jp

コミュニケーションが重要である、というのは、誰しも思うことであろう。だが、コミュニケーション能力を高めるにはどうしたらよいのか? リーダーシップとマネジメントに悩む、すべてのビジネスパーソンのためのノウハウサイト「識学式リーダーシップ塾」では、コミュニケーション能力を高めるためには、変化をつけることが重要である、と説く。その理由を知ろう。

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コミュニケーション能力を高める最善の方法は、方法を捨て続けること。

コミュニケーション能力は出世や年齢とともに“頭打ち”になりやすいスキルかもしれません。あなたの地位が上がると、入社した頃に比べれば、慎重に言葉を選ばなければいけない場面は減るからです。

そうした環境で、コミュニケーション能力にさらに磨きをかけるためには、一体どうすればよいのでしょうか。

大切なのは部下との会話です。日常触れあう機会が一番多い部下と会話をする時に、あえて仕事の話をしないようにしたり、あえて聞き手に回るようにしたり、「ワンパターン」になることを意識的に避けることなのです。そういった「変化への心がけ」は、チーム自体の活性化にもつながりますし、チーム外の人間とのコミュニケーション能力の向上にもつながります。

ここではまず部下とのコミュニケーションに変化を付ける重要性について詳しくお話します。それから変化を付ける具体的な方法をご紹介していきます。

なぜコミュニケーション能力を高めるために、「変化」が重要なのか。

まず、コミュニケーションに変化をつけて部下と接することがなぜ大切なのかということについてご説明していきましょう。
利点は3つです。

部下とのコミュニケーションに変化をつける利点その1――「改悪」はない。変化はチームの生産性を上げる。

ベストセラーのビジネス書『仕事は楽しいかね?』では、「ホーソーン効果」という法則が紹介されています。[1]

とある工場で行われた実験なのですが、工場の明かりを通常よりも明るくしたら生産性が上がったそうです。しかし一方で、電気を暗くしても生産性が上がったという結果も出ました。つまり「結局どんなことであれ、日常と違うことをすると生産性が上がる」ということです。

事実上「改悪」はない。「試す」「挑戦する」ことによって仕事が楽しくなり成果につながるのだ、という主張です。

そしてあなたの日常の職場でのコミュニケーションも、変えることによって生産性が上げられます。

あなたがコミュニケーションに変化をつければ、おのずから相手の部下も変化をつけて受け答えをしなければならなくなります。おのずと部下達も変化せざるをえなくなる。すなわちコミュニケーションが「工場の明かり」に相当する役割を果たして、チーム全体の生産性も向上させることができるのです。

部下とのコミュニケーションに変化をつける利点その2――部下に不要なレッテルを貼ったり、部下から貼られたりすることを避けられる。

極力様々な話題で部下と接するように心がけておけば、当然あなたは部下の様々な性格や人柄を知るようになります。一方的に決めつけて枠にはめてしまうようなことも減り、最適な仕事を割り振ることもできるようになります。もちろん逆に部下の方も、あなたを単なる上司としてではなく、人間として慕うようになるはずです。

会話に変化をつけることができていれば、一緒に仕事をする時間が長ければ長いほど、協力関係は強固になるのです。

部下とのコミュニケーションに変化をつける利点その3――コミュニケーションの武器が増え、上司や社外の人間とのコミュニケーション能力も高まる。

部下との会話で変化を心がけておけば、コミュニケーションの武器は日常的に増えます。だからあなたの上司や、顧客など社外の人物とのコミュニケーションもより簡単になります。

重要人物とのコミュニケーションは慎重に行い、見知った人物とのコミュニケーションでは力を抜くという姿勢は、社会的信頼をまだ十分に得られていない若手のエネルギー配分と言えるでしょう。

ある程度コミュニケーション能力を身に付けているならば、エネルギー配分は、実は逆にすべきなのです。

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最終更新:9/13(金) 6:05
サライ.jp

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