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オランダの未来は明るいが……A代表に主力を抜かれたU-21は?

9/13(金) 21:06配信

footballista

心躍るU-21オランダ代表の3トップ

 5月末、U-21オランダ代表はカルビン・ステングス(AZ)、ドンイェル・マーレン(PSV)、ジュスティン・クライファート(ローマ)の強力3トップがスイングし、メキシコ相手に前半のうちに4点を奪う猛攻を見せた。このチームが持つ底知れぬ伸びしろに、私の心は躍った。この練習試合は5-1というスコアで終わった。

 そして9月10日、U-21ユーロ予選の対キプロスも5-1のスコアだったが、試合内容という点ではいささか寂しいものがあった。スティーブン・ベルフワイン(PSV)の負傷によってクライファートがA代表に招集されたことの影響もあっただろう。だが、なによりもマーレンを欠いたことのほうが、U-21オランダ代表にとっては“チームビルディングの継続性”という点で大きかったのではないだろうか。

 今、アヤックスがドゥサン・タディッチを、オランダ代表がメンフィス・デパイを“ムービングストライカー”として前線に置いている流れがある中、PSVのマルク・ファン・ボメル監督は昨季終盤からマーレンをウインガーからストライカーにコンバートした。U-21オランダ代表のエルビン・ファン・デ・ローイ監督もこの流れを汲んで、メキシコ戦でマーレンをストライカーとして抜擢し、成功を収めた。

 U-21オランダ代表が『A代表のリザーブチーム』であることを思えば、今回の国際マッチウイークでマーレンがA代表に昇格し、活躍したことは大変喜ばしい。マーレンは、1点ビハインドを負ったドイツ戦の58分から途中出場してデパイと2トップを組み、シャドーにワイナルドゥムを置く機動力のあるシステムの中で躍動した。そして、逆転ゴールを決めて、4-2の勝利に貢献した。

 一方で、U-21代表を任されるファン・デ・ローイ監督からすれば、せっかくメキシコ戦で好感触をつかんだチームを、もう一度、再構築する必要に迫られてしまった。そう簡単にマーレンのようなプロフィールを持ったストライカーはいない。この日はカイ・シールハウス(フローニンゲン)が先発し、デイショーン・レダン(ヘルタ)が途中から出た。さらにマイロン・ボアドゥ(AZ)といったターゲットマンタイプのストライカーを、今後は前線に置くことになるだろう。

 2013年のユーロ・イスラエル大会で4位になってから、U-21オランダ代表は3大会続けて予選落ちしている。今は21年のハンガリー・スロベニア共催大会出場に燃えているが、ポルトガルに加えてノルウェーもなかなか手ごわい相手と予想されている。

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最終更新:9/13(金) 21:06
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