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「寛大過ぎた」「もっと金を使えと言われても…」元アーセナル戦士の告白。“恩師”ヴェンゲルの意外な欠点

9/13(金) 5:40配信

SOCCER DIGEST Web

7シーズンもヴェンゲルに従事した名CBの告白

 プレミアリーグの一時代を築いたアーセン・ヴェンゲルは、1996年10月にアーセナルに就任してから約22年間に渡る長期政権を築いた名伯楽だ。

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 その間に手塩に掛け、大成させた“教え子”たちは、ティエリ・アンリやセスク・ファブレガス、ロビン・ファン・ペルシなど枚挙に暇がない。

 ペア・メルテザッカーもその一人だ。ドイツ代表としても活躍した名センターバックは、2011年8月にブレーメンから加入すると、ヴェンゲルが退任を決断した2018年5月に現役を引退するまでの約7年間に渡って、その薫陶を受けてきた。

 引退後、アーセナルのアカデミー・ダイレクターを務めているメルテザッカーは、この度、自身の半生を記した自伝『Per Mertesacker:Big Friendly German』を上梓。そのなかで明かされたヴェンゲルに対する本音が話題をさらっている。英大衆紙『The Sun』が、その言葉を紹介している。

「アーセン・ヴェンゲルという人は、とても賢くて、果て無き忍耐の持ち主だった。どんなに強い逆風が吹き、物事が上手く進まなくても、正気を失わずに、自分の選手たちを頑なに信じ続けた。それが彼の最大の強みであり、最大の弱点でもあったと私は思う。彼は選手たちに対し、少しばかり寛大すぎた」

 また、周囲から選手補強の必要性を問われながら新たな選手を必要以上に加えなかったヴェンゲルの姿勢についても、メルテザッカーは持論を展開した。

「もしも、ファンの意見が取り入れられていたら、毎年5人は新しい選手が獲得されていただろう。私たちは負けるたびに『クソッタレ! もっと金を使え!』と言われていたからね。しかし、ヴェンゲルは手駒としている選手たちに全幅の信頼を置いていた。私は、あれほどまでに自分のスカッドを強く信頼できる監督を他に見たことがない」

 メルテザッカーがアーセナルに在籍した7シーズンで、ファンが切望していたプレミアリーグを手にできずに、そのまま退任を余儀なくされたヴェンゲル。もしかすると、その失敗は、指揮官自らの考え方に原因があったのかもしれない……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

最終更新:9/13(金) 5:40
SOCCER DIGEST Web

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