ここから本文です

動物と人がよりよく暮らせる、新しい文化を提案|ペットの保護シェルターと譲渡のための施設「SPA」

9/13(金) 15:01配信

サライ.jp

取材・文/柿川鮎子 写真/木村圭司


この夏、東京都大田区山王に、ペットの保護シェルターと譲渡のための施設SPA(Society for the Protect to Animals)が開所しました。「ペットと暮らす幸せな生活の提供」を目的とした、これまでになかった新しいタイプの譲渡と保護のプラットフォームです。

NPO法人SPA代表理事の事齋藤鷹一さんは「今までの保護シェルターにはない、こだわった作りにしました。世界基準レベルを目標にしていて、ハード面とソフト面の両方ともに、徹底的に動物に配慮したものにしています」と施設を紹介してくれました。

日本では飼育できなくなったペットの引き取りは自治体が行っているほか、各地の保護団体が独自の保護施設をもち、飼育管理しています。今回新しくオープンしたSPAはこうした従来型の施設とは大きく異なります。代表の齋藤さんに詳しく解説していただきました。

■ペットと暮らす幸せな生活の提供

齋藤さんは団体立ち上げの動機について、「動物と人がよりよく暮らせる新しい文化を提案したかった」と言います。「従来の保護犬・猫のイメージは捨てられて『ちょっとかわいそう』な印象が強く、テレビや雑誌で紹介されてきた日本のシェルターは、悲しく切ない気持ちにさせられる場所でもありました。そうした従来のイメージを一新させたかったのです」

「もちろん、明るく希望のある施設も、日本にはたくさんあります。私は海外のシェルターと連携するために、ロサンゼルスやシンガポール、ハワイなどの施設を見学してきましたが、暗さは感じませんでした。学校帰りの子供が犬や猫と遊びにくる場所です。子供とたっぷり遊んで人に慣れた犬や猫が、譲渡先で幸せに暮らすのです。

日本の保護施設のイメージを変え、ペットをお迎えしたいと考える人が、ショップの他にもSPAという選択肢があるということを知って欲しいと願って、SPAをオープンさせました。そのため、外観から内装まで、アパレルショップのようなデザインです」という通り、外観も内装も凝ったつくりになっています。

1/3ページ

最終更新:9/13(金) 15:01
サライ.jp

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事