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【板谷由夏×奥嵯峨野】優雅で静かな地で、隠れた美しさを感じて

9/13(金) 19:50配信

集英社ハピプラニュース

かつて貴族の住処としても栄えた、優雅で静かな奥嵯峨野。「京都を訪れると、自分の心の中にある和の部分が目を覚ますような気がします」と語る女優の板谷由夏さんが、隠れた美しの地「奥嵯峨野」を訪れました。

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吉野窓

平家物語に登場する尼寺、祇王寺。平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が、清盛の心変わりにより屋敷を去り、母、妹とともに出家した寺だ。清盛が心を移した原因となった仏御前をものちに受け入れ、4人の尼はここで静かに往生の懐を遂げたという。吉野窓は、控えの間にある丸窓で、影が虹色に見えることから「虹の窓」とも。いっさいの縁や欲を捨て、この窓から美しい奥嵯峨の四季を見ていた4人の尼の生涯に、静かに思いをめぐらせたい。

ドレス¥390,000/フェンディ ジャパン(フェンディ)

尼寺の苔庭

祇王寺は、竹林と楓に囲まれたつつましやかな草庵で、すばらしい苔庭も見どころ。自然のままの小道がぐるりと囲み、360度さまざまな角度から四季折々の美しさを堪能できる。
「ほとんど手をかけず自然そのものの美しさを残す苔庭は、晴れの日は木漏れ日が美しく、雨の日なら、苔がしっとりと潤ってよりいっそう幻想的。いい気が充満していて、何度も訪れたくなるお寺ですね」と板谷さん。

レザージャケット¥480,000・ドレス¥2,400,000/クリスチャン ディオール(ディオール)

嵐山と舎利殿

鹿王院は、「ここに寺を建てれば寿命を延ばすことができる」という夢を見た足利義満が建立した禅寺である宝幢寺(ほうどうじ)の開山塔。あの一休和尚も12歳のころ、ここを訪れていたそう。平庭形式の閑静な庭園は、遠くの嵐山を背景に、舎利殿の屋根と木斛(もっこく)などの樹形が重なり、視界いっぱいに広がる奥行き感が見事。

ストールジャケット¥360,000・ニット¥155,000・ベルト¥78,000/クリスチャン ディオール(ディオール)

紅葉の参道

「まっすぐのびた参道に、降り注ぐように生い茂る紅葉がすばらしく、思わずテンションが上がります」と今回の撮影で板谷さんを虜にしたのが、鹿王院の山門から続く参道。
紅葉の季節は真紅の世界に包まれ、えも言われぬ美しさ。周辺はとても静かなエリアなので、凛とした空気も魅力。女性限定の宿坊体験も。

コート¥372,000・ブーツ¥131,760/ステラ マッカートニー カスタマーサービス(ステラ マッカートニー)

鹿王院
京都市右京区嵯峨北堀町24
9:00~17:00
拝観料/¥400 無休

撮影/伊藤彰紀(aosora) ヘア/ JUN GOTO メイク/鈴木ナオ(eight peace) スタイリスト/伊藤美佐季 取材・原文/大野智子

最終更新:9/13(金) 19:50
集英社ハピプラニュース

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