ここから本文です

ダグラスDC-8、ボーイング747など歴史的名機の魅力とは? 飛行機好きのイケメン俳優が考える!(森崎ウィンの「みんなで飛行機よもやま話」Vol.3)

9/13(金) 20:42配信

GQ JAPAN

芸能界きっての飛行機フリークである俳優・森崎ウィンさんが、航空評論家で元JALパイロットの小林宏之さん、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんとともに飛行機についてちょっとマニアックに話し合う5回連載の第3回は、旅客機の“名機”について考える!

【写真を見る】懐かしい名機の貴重な写真!

名機といっても多種多様!

飛行機が大好き! と、公言する俳優・森崎ウィンさんを囲んでの座談会は2019年6月16日(日)に東京都渋谷区の『GQ JAPAN』編集部があるオフィスでおこなわれた。航空評論家で元JALパイロットの小林宏之さん、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんとの鼎談の第3回は、古今の旅客機の「名機」をめぐって展開される。

とはいえ名機といっても幅広い。1920~1930年代のユンカース製旅客機なども歴史的名機だし、ドルニエの飛行艇「Do X」も個人的には、コンセプトからして名機であると思う。とはいえ、これらは多くの人になじみが薄い旅客機だけに、今回は1950年代以降の旅客機に絞る。

【座談会メンバー(敬称略)、森崎ウィン(俳優)、小林宏之(航空評論家、元日本航空パイロット)、鳥海高太朗(航空・旅行アナリスト)、稲垣邦康(『GQ JAPAN』デジタル・エディター)】

空の貴婦人と言われたDC-8

森崎:多くの旅客機を操縦したなかで、小林さんが印象に残っている機体はありますか?

小林:どの機体も印象的でしたね。はじめて乗ったボーイング「727」型機は、“スポーツカー”と言われるほど、運動性が高かったです。JALでは国内線はもとより、一部の近距離国際線にも投入しました。

鳥海:本土復帰前、国際線扱いだった東京~沖縄線にも投入されていましたよね。

稲垣:1960年代、国内線のジェット化に大きく貢献したのが727型機でした。今はなき“3発旅客機”という点が、飛行機好きとしては興味深いです。3発旅客機といえば、JALはほかにもダグラス「DC-10」型機や、マクドネル・ダグラス「MD-11」型機を運航していましたよね。

小林:JALのMD-11型機は「J-bird」といって、各機に野鳥名の愛称がつけられていました。

森崎:旅客機にも愛称があるんですか?

稲垣:JALの古い機材には、さまざまな愛称がありましたよ。たとえば、ダグラス「DC-7」型機は世界の都市名が(例:「City of San Francisco」)、コンベア「880」型機は花の名前が(例:「SAKURA」)与えられていました。

小林:ダグラス「DC-8」型機には日本の国立公園名が与えられていました。

森崎:DC-8型機はいま見ても美しいデザインですね。なんとなく、エアバス「A340」型機に似ているように思います。

小林:DC-8型機は“空の貴婦人”と、言われたほどの機体です。50年以上も前に誕生した旅客機とはいえ、いまでも十分美しいと思います。

森崎:小林さんはDC-8型機を操縦した経験はお持ちですか?

小林:はい、副操縦士時代にあります。昭和天皇が、はじめて旅客機に乗って欧州を訪問したときも、DC-8が使われました。

稲垣:JALが導入した初期のDC-8型機は、インテリアが非常に豪華だったようですね。シート素材に西陣織を使ったり、専用ラウンジを設けたりと。

小林:デラックスなラウンジでした。ただ、エンジン音が大きかったため、現代の旅客機と比べると、かなりキャビンはうるさかったですね。

稲垣:それでも、プロペラ機に比べれば、高速化を実現し、かつ快適性が高まったと聞きますから、DC-8は革新的な機材だったように思います。

1/2ページ

最終更新:9/13(金) 22:01
GQ JAPAN

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事