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CIA&FBIの内定を受けたREINAが両者の確執を分析! 「どちらも“国のために”という思いから起きていること」

9/13(金) 15:40配信

ザテレビジョン

9月11日、Blu-ray&DVD及びデジタル配信にてリリースされた海外ドラマ「倒壊する巨塔-アルカイダと『9.11』への道」。その発売を記念して、映画評論家・松崎健夫とお笑い芸人・REINAを招いてのトークつき試写会が行われた。

【写真を見る】CIAとFBIから内定を獲得したREINAだからこそ知る、組織の意外な事実とは?

本作は、ピュリッツァー賞受賞のノンフィクション小説を初めて映像化したもの。アメリカ同時多発テロ「9.11」を題材に、テロに至るまでの経緯とFBIとCIAとの間にある確執を重層的に描きだした社会派作品だ。

実在のFBI捜査官ジョン・オニールを、「ニュースルーム」などで2度のエミー賞を受賞する名優ジェフ・ダニエルズが熱演。実力派キャストとスタッフが、知られざるアメリカの暗部をリアルにえぐり出していく。

お笑いコンビ・セクシーチョコレートとして活動するREINAは、ブラウン大学、ハーバード大学院を卒業した才女。学生時代はテロ対策、グローバルセキュリティーを専門として学んできた。

インターポール、ロイター通信での勤務を経て、現在は都内でベンチャー企業の執行役員も務めているが、実はCIAとFBIの両方から内定を受けたという過去も。まさに、本作を語るにふさわしい経歴の持ち主だ。

■ CIAの“入試”には演技テストがある!?

映画やドラマで頻繁に登場するFBIやCIAといった組織は、実際にどのようなものなのか。REINAは「それぞれのミッション、役割があり、FBIは主に海外で諜報活動、CIAは国内で犯罪調査、インターポールはその中間で情報収集をして、他の機関に情報を提供していく」と、それぞれの活動内容について言及。

CIAは特性上、秘密裏に動き情報を集めていくため「どれだけ目立たず、まぎれるか」が大切だという。一方、FBIは外に出てさまざまな場所で捜査を行うため、服装や見た目にも気を使う必要があるなど、それぞれの違いが具体的に説明された。

ちなみに、REINAは両者の試験を受け内定をもらっているが、CIAの場合は試験を受けてから内定まで2年ほどかかるそうで、心理学も用いて人と話し情報を得ることから、演技の実技などもあるのだとか。

■ 「団結をしないとこういう悲劇が起きる」(REINA)

2001年に「9.11」が発生した際、なぜFBIとCIAの間に情報共有がなく、双方の対立を生んでしまったのか。この質問に対して、REINAは「アメリカの国はまだ300年ほどの歴史で、それぞれの組織もまだ若く、特に9.11の頃は成長期でもあり、周りとの連携よりも自分たちの機関を守ろうという気持ちが強かった。それがライバル心を生んだのでは」と自身の見解を。

さらに、「ドラマの中の人物は誰も間違ってはいない。愛国心があり、国のためにという思いから起きていることです。実はFBIやCIAって給料が高くはなくて、みんな『国を守りたい』という思いを持った人間が勤めているんですね。ただ、組織ごとのアプローチの違いが生んだことなんですよね」(REINA)と、そこで働く人々の思いについても語った。

トークショーの最後、松崎は「なぜ今、この作品が作られたのかが大切だ」と指摘。続けて、「過去のことを描いてはいるけれど、それは現代社会に起きつつあることがあるからこそ、それを描き、我々の生きている社会に活かされると思う。

ドラマではFBIとCIAが対立するが、それは個々の名誉欲、出世欲などもからんでいく。それは決してよその国の出来事ではない。組織で働く人にとっても自分がどのようにふるまい、情報を扱うか考えることにもなるのでは」(松崎)と、組織に身を置く限り直面しかねない事件であることを強調。

REINAは「アメリカでは『団結すれば立つ、分裂すれば倒れる』という言葉がある。このドラマを観ると、世界でさまざまな分裂や問題が起きているが、団結をしないとこういう悲劇が起きると改めて思う」と締めくくった。(ザテレビジョン)

最終更新:9/13(金) 15:40
ザテレビジョン

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