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佐藤仁美、“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンと意気投合「人のぬくもりって大事だな」

9/13(金) 18:03配信

ザテレビジョン

11月8日(金)より全国公開される、“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン主演映画「残された者―北の極地―」のジャパンプレミア上映会が、9月12日、都内・新宿バルト9にて行われ、マッツと、花束ゲストとして佐藤仁美が登壇した。

【写真を見る】マッツ・ミケルセンに花束を渡す佐藤仁美

今回は映画のプロモーションと、9月13日(金)から開催されるハリウッド・コンベンションのために来日したというマッツ。実は6日からすでに日本におり、ここ数日は観光で京都を巡っていたという。

「京都では自転車を借りて、いろいろとまわっていたんです。美しい街のお寺を巡ったり、丘を越えて温泉に入ったりしました。それから毎日、日本食をいただいたりしていたんですよ。ただ自転車で9時間くらい移動したときは驚かれましたけどね」と笑って語った。

厳しい自然の中で行われたという本作。「常に事件が起きているという状況で、35日間の予定が、19日しか撮影ができなかったんです。例えば作品で嵐のシーンを撮ろうとすれば、突然お日様が出てきたり。天気の中で撮影しようとすると雪が降ってきたりして。だから途中からあきらめて、天気に合わせてフレキシブルにやろうということになりました」と振り返った。

■ 佐藤「ハッピーオーラがすごい!」

本作のメガホンを取ったのは、新人監督のジョー・ペナ。この作品に出演する決め手についてマッツは、「エージェントから、いくつか読んでほしい脚本が送られてくるんですけど、今回は『ハンニバル』のマーサ・デ・ラウレンティスから電話がありました。映画を撮ったことがない若者の脚本で、今読むべき脚本だと言われて。だから(積んであった脚本の中の)下にあったそれを読んだんです。すごいな、美しいなと。誠実に書かれているなと思ったんです」と明かした。

続けて、「それから監督のジョーさんと2時間ミーティングをしたんだけど、僕が感じたことを彼も同じように感じていて。2カ月後にはアイスランドで撮影をしていたんだ。ただラッキーだったのは、この企画は最初は火星が舞台だったんで。そのままならアメリカ人の役者が配役されたかもしれないので、よかったなと思いました」と笑いながら付け加えた。

この日は、花束ゲストとして佐藤が登場。マッツに花束を渡した佐藤は「素直にかっこいいですね。ハッピーオーラがすごい。すごくカッコいい。それは皆さんと同じ気持ちです」とコメント。一方のマッツは日本語で「アリガトウ」と返した。

佐藤自身、テレビのロケで北極圏の過酷さを経験したことがあり、「わたしも(カナダの)レゾリュートというところに行って、映画と同じ体験をしました。その寒さを思い出しました」と感じるところもあった様子。

マッツの「実は北極圏では、寒さよりも風の強さのほうが大変でした。風が吹くととても寒くなるんです」との言葉に、「分かります。ちょっとでも風が吹くとすぐに行けるところが1時間くらいかかってしまって。心身ともにやられるんですよね」と共感した佐藤。

また、マッツが「寒すぎると食べることができずやられるんですよね」と語ると、佐藤も「分かります」としみじみ。

さらに、「やはり人は一人では生きていけない。誰かがいないと駄目なんです」とのマッツの言葉に、「人のぬくもりは大事だと思います。恋人だったり、家族だったり、友だちだったり。生かされてるのはまわりのおかげ。こういう人のぬくもりって大事だなと思いますね」と佐藤はかみしめるように語った。

■ 究極のサバイバルを描く

本作は、飛行機が墜落し、北極で窮地に立たされた男を描くサバイバル映画。極寒の白い荒野にたった一人取り残された男。彼を囲むのは、寒さ、飢え、そして肉食獣。

やがて、その孤独が終焉を迎えたとき、男は待つことをやめた。とどまることを捨てた。極限状態の中、自らの心の奥底に何を見るのか。

平均気温マイナス30度、刻々と変わりゆく天気の中で行われた撮影は、マッツに“これまで経験した中で最も過酷な撮影だった”と言わしめるほど。

説明的な台詞、映像表現を一切削除。リアルな極限と本物の感動が見る者の心を強烈に揺さぶる、最も優れたサバイバル映画の1つとなっている。

■ STORY

飛行機事故で機体を北極地帯に不時着したパイロット、オボァガード(マッツ)は、壊れた飛行機をその場しのぎのシェルターに留まりながら、白銀に包まれた荒野を毎日歩き回り、魚を釣り、救難信号を出すという自ら定めた日々のルーティーンをこなしながら、救助を待っていた。

しかし、ようやく救助に来たヘリコプターは強風のために墜落し、女性パイロットは大怪我を追ってしまう。目の前の確実な「生」を獲得してきた男は、瀕死の女を前に、ついに自らの足で窮地を脱しようと決心する。

危険は承知。しかし、行動しなければ女に未来はなく、自身にも明日は来ないかもしれない。現状の安住を捨て、勇気ある一歩を踏み出すが…。(ザテレビジョン)

最終更新:9/13(金) 18:03
ザテレビジョン

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