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メッシ、サラーを参考に1年前から“逆算” 堂安律、初のW杯予選で2得点に絡んだ要因

9/13(金) 10:40配信

Football ZONE web

ミャンマー戦で初めてのW杯予選に出場…先制点の起点となり、追加点をアシスト

 日本代表MF堂安律(PSV)が初めてのワールドカップ(W杯)予選に出場した。10日のカタールW杯アジア2次予選初戦となるミャンマー戦(2-0)に臨み、MF中島翔哉(ポルト)、MF南野拓実(ザルツブルク)と組んだ2列目右で先発出場。2得点に絡む活躍で森保ジャパンの白星スタートに貢献した。ロシアW杯時には19歳でラージリストに入りながら、あと一歩メンバー入りに届かず。悔しい思いから1年、カタールW杯へ向かうために堂安自身が“必要”と感じていたものとは――。

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 特別な価値のある一戦となった。10日のミャンマー戦、午前中から断続的な雨が降り続いたヤンゴンでカタールW杯予選の初戦が行われた。絶対に負けられない一戦で堂安は2得点に絡み、攻守において“らしさ”を発揮した。前半16分、高い位置で相手からボールを奪い、ショートカウンターに。パスを受けた中島が左サイドを駆け上がり、強烈なミドルシュートを決めて先制した。同26分には堂安自らシュートを打つも相手GKが弾き、こぼれ球に再び反応。次は冷静に中央の南野へドンピシャのクロスを送ると、南野が頭で決めた。

 2018年9月、森保ジャパンが発足して1年。中島、南野と組んだ若手の2列目トリオは“三銃士”と呼ばれ、新世代の中軸を担ってきた。森保監督がW杯予選でも託した3人。“いつもと同じ”メンバーでも堂安にとっては、少し意味合いが違った。初めてのW杯予選。その舞台に立つということに大きな価値があった。

「自分がテレビで見ていた舞台だったので試合前に改めて出場できることに対して感慨深かった。日本のみんなが応援していると(来た)連絡からも感じていたので、試合終わってから凄い舞台だったんだと、感じさせられた」

1年前のロシアW杯はラージリスト入りも本大会メンバーから落選

 2018年5月31日、ロシアW杯メンバー発表の日だった。ちょうどこの日、東京都内でオランダ1年目の挑戦を終えた堂安から話を聞くことができた。初めての欧州移籍となったフローニンゲンでの活躍が認められ、19歳ながらラージリスト入りを果たしていたが、本大会メンバーには選出されず。“23番目の選手”と“24番目の選手”での大きな違いに直面した。1年目は公式戦10得点し、A代表でやれる自信もあった。そんな自分には何が足りなかったのか――。

「アタッカーやから得点のところ。ペナルティーエリア付近でどんな仕事をできるかを伸ばしたい。海外に行って『守備』も言われるけど、やりすぎると結果が残せなくなる。ゴール前で結果を残せる選手になりたい。シーズンの9、10点の活躍を毎年できるようにならないと世界のトップにはなれへんのかなと思う。ごっつぁんゴールが少なくて、実際個人技の得点が多かった。自分としては嬉しいけど、毎年二桁(ゴール)取るには4、5点そういう点が必要。点の取り方とか調子悪いなりの点の取り方」

 そのために磨いてきたのは、動き出しや運動量を生かしたオフ・ザ・ボールの動きだ。世界トップの選手はなぜ得点できるのか、という単純で素朴な疑問と向き合ってきた。

「そこ(点を取ること)に対してフォーカスすることになって。試合を見るのも今までメッシがボールを持った時だけ見てたけど、それ以外のところでどんな動きしているか、とか。リバプールのサラーは決めるけど、スプリントする回数が多いし、カウンターの迫力は勉強している」

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最終更新:9/13(金) 11:15
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