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なぜ、日本人は「お金のセンスがない」と自己評価が低いのか?

9/14(土) 6:50配信

@DIME

人生100年時代を生き抜くために、お金に関する知識は必要不可欠だ。

では実際のところ、どれくらいのビジネスパーソンが「自分はお金のセンスがある」と自負し、また、彼らはどのように銀行やキャッシュレス決済と関わっているのだろうか?※グラフありの元記事は下記同タイトルをクリックすることで見ることができます

そこで今回、GMOあおぞらネット銀行株式会社による、全国の20歳~49歳のビジネスパーソン(パート・アルバイトを除く)1000名を対象にした「お金のセンス」に関するアンケート調査の結果が発表されたので、紹介していきたい。

ビジネスパーソンが“お金のセンス”を自己評価 「貯め方のセンスがある」と20代男性の50%が自負
【お金の貯め方】では、「すごくセンスがあると思う」が8.7%、「どちらかといえばセンスがあると思う」が29.9%で、合計した『センスがあると思う(計)』が38.6%、他方、「どちらかといえばセンスがないと思う」が38.2%、「まったくセンスがないと思う」が23.2%で、合計した『センスがないと思う(計)』が61.4%となった。

男女・年代別にみると、最も自信を持っているのは20代男性(『センスがあると思う(計)』50.3%)、最も自信を持っていないのは40代男性(『センスがないと思う(計)』71.7%)だった。

男性では、若い年代ほどセンスに自信があり、上の年代になるにつれセンスに自信がなくなるという傾向に。

一方、女性では年代による差はみられず、『センスがあると思う(計)』は20代38.0%、30代37.7%、40代36.5%と同水準となった。



浪費や衝動買いが多い? 「使い方のセンスがない」と40代男性の74%が自嘲気味
【お金の使い方】では、『センスがあると思う(計)』が39.3%、『センスがないと思う(計)』が60.7%で、センスがないと感じている人が多数派となった。

男女・年代別にみると、『センスがないと思う(計)』は40代男性が最も高く、73.5%だった。



投資は苦手? 「増やし方のセンスがない」と20代女性の78%が諦め気味
【お金の増やし方】では、『センスがあると思う(計)』が28.7%、『センスがないと思う(計)』が71.3%となった。

男女・年代別にみると、いずれの層でもお金の増やし方のセンスに自信がないという人が多数派となった。なお、『センスがないと思う(計)』が特に高くなったのは40代男性(77.1%)や20代女性(77.7%)、30代女性(77.2%)だった。



「管理のセンスがある」と全体の42%が自負、貯め方・使い方・増やし方よりは管理の仕方に自信あり
【お金の管理の仕方】では、『センスがあると思う(計)』が41.8%、『センスがないと思う(計)』が58.2%だった。『センスがあると思う(計)』は【お金の貯め方】(38.6%)や【お金の使い方】(39.3%)、【お金の増やし方】(28.7%)と比べると高く、4割を超えた。お金の管理方法には自信を持っているビジネスパーソンが多いようだ。



お金のセンス総合評価 「センスがある」全体の39%、20代男性では51%、近畿では45%と高い傾向
全回答者(1,000名)を対象に、総合的に判断し、自身に“お金のセンス”がどのくらいあると思うか尋ねる調査が行われたところ、『センスがあると思う(計)』は38.9%となった。

男女・年代別にみると、総合的にみてお金のセンスがある人の割合が最も高くなったのは20代男性(50.9%)、最も低くなったのは40代男性(31.3%)だった。

また、居住エリア別にみると、『センスがあると思う(計)』が最も高くなったのは近畿(44.6%)、最も低くなったのは中国・四国(24.4%)という結果に。





金融サービスの利用率 「ネット銀行」48%、「銀行アプリ」35%、「銀行のポイントサービス」24%
銀行サービスの利用状況をみると、「現在利用している」と回答した人の割合は、【インターネット銀行】で47.7%、【外貨預金】で11.3%、【銀行のアプリ】で34.9%、【銀行のポイントサービス】で23.8%となり、【複数の口座を目的ごとに使い分け】で57.1%だった。

「現在利用している」と回答した人の割合をお金のセンスの有無別にみると、【銀行のアプリ】ではセンスがある人41.9%、センスがない人30.4%、【銀行のポイントサービス】ではセンスがある人33.2%、センスがない人17.8%と、どちらもセンスがある人のほうが10ポイント以上高くなった。

お金のセンスがある人ほど、銀行のアプリやポイントサービスなど新サービスの利用に積極的なようだ。



銀行選びでの重視ポイント TOP3は「銀行の種類」「信用性」「ATM手数料」、5人に1人が「預金金利」
ビジネスパーソンが銀行を選ぶ際にどのような点を意識しているのか、銀行選びのポイントについて質問が投げかけられた。

全回答者(1,000名)を対象に、自身が利用する銀行を選ぶ際に重視したことを尋ねる調査が行われたところ、1位「銀行の種類(都市銀行・地方銀行・ネット銀行など)」(54.7%)、2位「会社の信用性」(35.1%)、3位「ATM手数料」(30.8%)、4位「ATMの設置台数や立地」(26.1%)、5位「ATM手数料無料サービスの有無」(25.2%)となった。

ビジネスパーソンは、サービスを提供する銀行の種類や信用性のほか、ATMの手数料や利便性を意識して銀行選びをしていることが明らかに。また、5人に1人が「預金金利」(20.4%)を挙げた。



キャッシュレス決済の頻度 「1年前と比べて増えたと思う」61%、「今後、増えると思う」69%
キャッシュレス決済の頻度について尋ねる調査が行われたところ、【1年前と比べてキャッシュレス決済の頻度が増えたと思う】では『同意率(計)』(「非常にそう思う」と「どちらかといえばそう思う」の合計、以下同じ)が60.6%、【今後、キャッシュレス決済の頻度が増えると思う】では『同意率(計)』が69.0%となった。

お金のセンスの有無別に『同意率(計)』をみると、【1年前と比べてキャッシュレス決済の頻度が増えたと思う】ではセンスがある人71.2%、センスがない人53.8%、【今後、キャッシュレス決済の頻度が増えると思う】ではセンスがある人77.1%、センスがない人63.8%と、どちらもセンスがある人のほうが10ポイント以上高くなった。

お金のセンスがある人ほど、自身のキャッシュレス化を実感しているようだ。



現金決済VSキャッシュレス決済 「現金決済よりキャッシュレス決済のほうがお得だと思う」67%
キャッシュレス決済の利便性について尋ねる調査が行われたところ、【キャッシュレス決済のほうが現金決済よりお得だと思う】では『同意率(計)』が67.0%、【キャッシュレス決済のほうが現金決済より便利だと思う】では『同意率(計)』が71.8%となった。



「現金お断り店の急増を予測」全体の43%、お金のセンスがあると自負する人では56%に
日本のキャッシュレス化について尋ねる調査が行われたところ、【今後、日本ではキャッシュレス化が急速に進むと思う】では『同意率(計)』が67.6%、【今後、日本では現金が使えない店が急増すると思う】では『同意率(計)』が42.5%となった。

お金のセンスの有無別に『同意率(計)』をみると、センスがある人では【今後、日本ではキャッシュレス化が急速に進むと思う】が74.3%、【今後、日本では現金が使えない店が急増すると思う】が56.3%と、どちらも半数以上となった。お金のセンスがある人の多くが、日本でのキャッシュレス化や現金お断りの店の増加が急激に進むと考えていることがわかった。





ふだん利用しているキャッシュレス決済 5位「デビットカード」、3位「QRコード決済」、TOP2は?
ふだんの生活のなかで、ビジネスパーソンはどのようなキャッシュレス決済を利用しているのだろうか。そこで、キャッシュレス決済の利用状況についての調査も行われた。

全回答者(1,000名)を対象に、ふだん利用しているキャッシュレス決済を尋ねる調査が行われたところ、「クレジットカード」は76.7%、「電子マネー(楽天EdyやSuica、nanacoなど)」は55.0%で、半数以上となった。

以降、「QRコード決済」(21.3%)、「プリペイドカード(Quoカードなど、電子マネーは除く)」(13.8%)、「デビットカード」(12.0%)が続き、「特になし」は9.7%と、ビジネスパーソンの9割(90.3%)がキャッシュレス決済をふだん利用していることがわかる結果となった。20代~40代のビジネスパーソンにはキャッシュレス決済が浸透しているようだ。



デビットカードの利用場所 TOP3は「コンビニ」「スーパー」「ショッピングセンター」
ふだんデビットカードを利用している人(120名)を対象に、どのようなところでデビットカードを利用しているか尋ねる調査が行われたところ、1位「コンビニエンスストア」(61.7%)、2位「スーパー」(48.3%)、3位「ショッピングセンター」(31.7%)、4位「デパート・百貨店」「ドラッグストア」「ネットショップ」(いずれも22.5%)となった。

現金と同じような感覚で使え、キャッシュバックといった特典を受けることができるデビットカードだが、コンビニやスーパーなど、日常的なシーンで活用している人が多いようだ。



QRコード決済“認知率”ランキング  1位「PayPay」2位「LINE Pay」3位「楽天ペイ」
全回答者(1,000名)を対象に、知っているQRコード決済を尋ねる調査が行われたところ、1位「PayPay」(66.8%)、2位「LINE Pay」(62.5%)、3位「楽天ペイ」(55.1%)、4位「d払い」(41.8%)、5位「メルペイ」(37.5%)となった。キャンペーンで話題となったPayPayが1位という結果に。

男女別にみると、男性回答の1位は「PayPay」(61.0%)となったのに対し、女性回答の1位は「LINE Pay」(73.0%)となっていた。



QRコード決済“利用率”ランキング  男性1位「PayPay」、女性1位「LINE Pay」
現在利用しているQRコード決済がある人(410名)を対象に、何を使っているか尋ねる調査が行われたところ、1位「PayPay」(42.2%)、2位「LINE Pay」(34.6%)、3位「楽天ペイ」(34.4%)となった。

男女別にみると、男性回答では1位「PayPay」(50.0%)、2位「楽天ペイ」(36.6%)、3位「LINE Pay」(29.0%)、女性回答では1位「LINE Pay」(41.4%)、2位「PayPay」(32.8%)、3位「楽天ペイ」(31.7%)だった。



QRコード決済“リピート意向率”ランキング  2位は同率で「LINE Pay」「Origami Pay」、1位は?
それぞれのQRコード決済を現在利用している人について、今後も利用したいと思う割合(リピート意向率)をみると、「PayPay」(91.9%)が最も高く9割強、「LINE Pay」と「Origami Pay」(いずれも83.8%)が8割半、「d払い」(82.1%)と「楽天ペイ」(81.6%)が8割強だった。

1位のPayPayについては、お得に利用できるキャンペーンを今後も期待し、引き続き使いたいと思っている人が多いのではないだろうか。





キャッシュレス決済を駆使していると思う芸能人 2位「藤田ニコル」、1位は?
キャッシュレス決済を駆使していると思う芸能人を尋ねる調査が行われたところ、「宮川大輔」(62件)がダントツ、2位「藤田ニコル」(11件)、3位「渡部建」「堀江貴文」「明石家さんま」(いずれも10件)となった。



キャッシュレスに縁遠いアニメキャラ TOP5は「サザエさん」「両津勘吉」「波平さん」「ドラえもん」「ナミ」
また、現金払いにこだわりを持っていそうだと思うアニメキャラクターを尋ねる調査が行われたところ、1位「フグ田サザエ(サザエさん)」(43件)、2位「両津勘吉(こちら葛飾区亀有公園前派出所)」(32件)、3位「磯野波平(サザエさん)」(29件)、4位「ドラえもん(ドラえもん)」(21件)、5位「ナミ(ONE PIECE)」(13件)という結果に。国民的アニメの『サザエさん』、『ドラえもん』、『ONE PIECE』などでおなじみのキャラクターがTOP10にランクインした。



<調査概要>
■調査対象: 全国の20歳~49歳のビジネスパーソン(パート・アルバイトを除く)
■有効回答数: 1,000名(各年代ほぼ均等になるよう抽出)
■調査方法: インターネットリサーチ
■調査期間: 2019年7月26日~7月29日(4日間)
■設問数: 8問
■調査協力機関: ネットエイジア株式会社

出典元:GMOあおぞらネット銀行株式会社

構成/こじへい

@DIME

最終更新:9/14(土) 6:50
@DIME

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