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【海外ボクシング】ウィークエンド・プレビュー フューリーが再びラスベガスのリングへ

9/14(土) 15:11配信

ベースボール・マガジン社WEB

 タイソン・フューリー(イギリス)の存在感は絶大だ。タイトルマッチでなくても、トップクラスの注目度を集める。6月に続いて連続してのラスベガス登場。会場は前回のMGMグランドからさらに大きなT-モバイルアリーナになった。さて、どれだけの観客を集められるか。今回は来週分のプレビューも含めてお届けする。

ウィークエンド・プレビュー金曜特別版 ヒーロー候補ヘイニーが暫定世界戦

9月14日/T-モバイルアリーナ(アメリカ・ネバダ州ラスベガス)

★ヘビー級12回戦
タイソン・フューリー(イギリス)VSオットー・ワリン(スウェーデン)

フューリー:31歳/29戦28勝(20KO)1分
ワリン:28歳/20戦20勝(13KO)
※日本時間15日、午前10時頃~WOWOWメンバーズオンデマンドで生中継

 激闘の末に引き分けたデオンテイ・ワイルダー(アメリカ)との再戦が、来春開催の線で話が進んでいるフューリーにとっては、ひとつの前哨戦にすぎないのかもしれない。地元のスカンジナビアは別として、世界的な知名度は乏しいワリンが相手でも、身長206センチの巨人は今回も十分に楽しませてくれるに違いない。

 ひとつのポイントは、相手がフューリーでなければ十分の大柄(身長197センチ)のワリンがサウスポーであることだが、それもさしたる問題ではあるまい。フューリーはオーソドックスもサウスポーも器用に使いこなす。ワリンのボクシングがやや堅苦しいだけに、フューリーが思う存分に試し打ちしたうえで、ストップに追い込む可能性が高い。

 ただ、最近のフューリーの試合は一戦ごとにテーマが違って見える。たとえどんな楽勝予想が順当なマッチメイクでも、見る価値は十分すぎるほどにある。

◆ナバレッテはわずか4週間で再び防衛戦

★WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦
エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)VSファン・ミゲール・エロルデ(フィリピン)

ナバレッテ:24歳/29戦28勝(24KO)1敗
エロルデ:32歳/29戦28勝(15KO)1敗

 ナバレッテにとっては4週間前、フランシスコ・デバカ(アメリカ)戦以来、わずか4週間のスパンでの防衛戦になる。近ごろ珍しいハイペースだ。アイザック・ドグボエ(ガーナ)を破って一気に人気沸騰のスラッガー、ナバレッテをそれだけ売り出したいということだろう。

 挑戦者のエロルデはなんとも不思議なキャリアの持ち主。兄のファン・マルティン・エロルデ(スーパーフェザー級)と同様、さしたる強敵と戦ったわけでもないのに、なぜかWBOランキング上位の常連となった。まさか偉大なる祖父フラッシュ・エロルデ(10度防衛の元世界スーパーフェザー級チャンピオン)の威光というわけでもあるまいが、潜在能力の高さを買われているのだろうか。ここ8年間も負けなしながら、実力の真相はいまだ謎のままだ。

 ナバレッテがハイテンポ、オールアングル、ノンストップで繰り出す連打速攻でフィリピン人挑戦者をあっさりと粉砕する可能性が高い。

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最終更新:9/14(土) 15:11
ベースボール・マガジン社WEB

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