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1961年製のシトロエン 2CVに乗って100周年イベント会場へ。その盛り上がりに驚く!(中篇)

9/14(土) 21:11配信

GQ JAPAN

盛大な100周年イベントは今年、東京でも開催予定

かくしてコミュニケーション・ディレクターのアルノー・ベローニ氏が言葉を継ぐ。
「もちろんこのエッフェル塔は、来場者がスマホで撮って写真をSNSにアップして、地球のあらゆる場所に拡散されることを望んでいますよ(笑)。広告宣伝でもアンドレ・シトロエンは天才的だったのは周知の通りで、もし今の時代に生きていたら、100%活用したであろうことは間違いありません。新車を買うためのクレジットローンや購入後のアフターサービスを考案発明したのも、彼であることは事実で、我々の歴史です。シトロエンがパリ生まれで、フランスらしい斬新な発想の自動車メーカーであることは、カタチあるメッセージというか伝えるべきコアなのです。その斬新さはクルマそのものにとどまらず、その周辺サービスやモビリティ全般に及んでいるのです。我々の100周年の目的は、ご存知のように今年1年を通じて、いろいろな場所でいろいろな方法で祝うこと。ですから秋には東京でも100周年イベントを催しますよ」

そしてシトロエンのブースで今回、公式ランチ・ケータリングを担当したのは、パリのレストラン「ルラル(カントリー風、の意味)」。サヴォワ地方で長らく3つ星を保ったシェフで、アルプス山中を歩いては自分で摘んだハーブを巧みに使うことで有名な、マルク・ヴェイラが率いる、知る人ぞ知るレストランだ。カントリーサイドに出ても、パリらしさと洗練を強調する、シトロエンらしい巧みきわまりないチョイスでもある。

大衆車メーカーでありながら、高級車そこのけの上質さをナチュラルに醸し出す、シトロエンのそんなアドバンテージは、この「ピクニック偏差値」の異様な高さに表れている。時間をかけて質のいいものを理性的に追及する態度は、安近短で車中泊グルメを楽しむのとは、まったく対極にある世界かもしれない。次篇、最終回では会場内へ、足を運んでみる。

文と写真・南陽一浩 取材協力・プジョー・シトロエン・ジャポン

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最終更新:9/14(土) 21:11
GQ JAPAN

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