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値が落ちない⁉ 企業経営者は「中古のポルシェ」を買うべきか

9/14(土) 9:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

10月に開催される「東京モーターショー2019」への出展は残念ながらないようであるが、この9月にはフラッグシップである「911ターボ」の新型、初となるフルEV(電気自動車)「タイカン」を発表するなど、そのイノベイティブな姿勢で話題を提供している高級自動車メーカーのポルシェ。近年、中古車市場での価格も、その人気から高値安定しているという。

支持されているポイントは運転の手軽さと熟成度

超実用的な「スーパースポーツカー」をラインナップに揃え、その揺るぎないフィロソフィーで世界中から支持される自動車メーカーがポルシェである。2018年の世界新車販売台数は、過去最高の25万6255台を記録。2019年の上半期でも、すでに13万3484台を売り、地域(単一国別)でいえば米国を抜いて中国がトップ、シェアが伸びている(前年比+28%)。

中でもやはり人気は日本同様、パナメーラ、マカン、カイエンといったセダンやSUVといった実用性を併せ持ったラインアップである。しかし、やはりポルシェの真骨頂はレースの現場で培った技術を投入し続けてきた、「911(992)」と呼ばれるフラッグシップモデルであろう。ベースとなっているデザインも1962年の登場以来基本的には変わらず、こちらも根強い支持を受け続けている。

「単純には比較できませんが、フェラーリやメルセデスといったメーカーにある派手さや、性能での圧倒的な優位性があるわけではありません。支持されているポイントはコンビニにもサクっと気軽に行ける運転のしやすさと熟成度でしょう。911でいえば、車体の後方に位置された水冷対向6気筒エンジンで駆動するRR(リアエンジン+リアドライブ)レイアウトがもう60年以上採用され、熟成を重ねてきました。

強力な加速力を持つスポーツカーでありながら、コーナーでのずば抜けた安定性、そして旋回性に優れ、スポーツカーにしては小回りも効くので実用性もピカ一です。この盤石な基本性能に加えて、その時代の最先端のテクノロジーがモデルチェンジごとに加わっていくわけです。そのあたりの技術力に関しては他を圧倒しています」(業界紙記者)

テクノロジーの徹底的な追求と論理的で完璧を求めるその姿勢は、ドイツの国民性とも重なり、「完璧すぎて乗りたくない」とまで揶揄されるほど、「工業製品」としての完成度は高い。少々ケレンミがあるイタリア車より、その完璧さ、徹底した合理性に”フェチ”的な魅力を感じて購入するIT系等の会社経営者が多いともいわれているのもうなずける。

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最終更新:9/20(金) 14:39
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