ここから本文です

【清水】名古屋戦での収穫。ドウグラスのノーゴールはむしろプラスと捉えるべきだ

9/14(土) 16:37配信

SOCCER DIGEST Web

ドウグラスの他に得点源が生まれれば…

[J1リーグ26節]清水3-2名古屋/9月13日(金)/アイスタ

 “戦術ドウグラス”
 
 そう言われてもいいほどドウグラスの存在感は抜群だ。184センチ・80キロの体躯を誇り、最前線に君臨。驚異的な跳躍力や圧倒的なパワーに加え、爆発的なスピード。さらには高い精度を持つ左足のキックも併せ持つ。
 
 今季はシーズン前に不整脈の症状が見られて出遅れたが、復帰後は7試合連続ゴールを含む10得点。昨季も15試合・11得点という活躍で、その能力はJリーグでも群を抜いていると言っても過言ではないだろう。
 
 しかし、攻撃がドウグラス頼りになるのも明らかだ。清水はハイプレスをかけ、高い位置でボールを奪ってからのショートカウンターでゴールに迫りたいが、押し込まれる展開も多い。そういうシーンでは長いボールを蹴り、ドウグラスの個の能力に賭けることもあるのだ。
 
 もちろんドウグラスの能力を最大限に活用することはチームにとって大きなアドバンテージをもたらすに違いないが、もし長期離脱など不測の事態が起こった時にどう対処するのか――。実際に今季、ドウグラスが不整脈の影響で欠場した4節まではリーグ戦2分2敗の勝ちなし。北川航也が気を吐いて得点は生まれていたが、その北川もオーストリアへと移籍してしまった。
 
 そういう観点で見ると名古屋戦ではドウグラスにゴールが生まれなかったが(シュートも0)、西澤健太と河井陽介のゴールで3得点を奪えた。このブラジル人FWのノーゴールはある意味収穫だ。
 
 他の得点源が生まれることでドウグラスへのマークも分散されるはずだ。仮にそうならなくとも、他の選手がフリーになれば良い。昨季は終盤7試合を4勝3分でラストスパートし、8位フィニッシュした清水。残り8試合となり、反撃はまだまだここからだ。
 
取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

【サポーター必見】カメラマンが厳選するJ1第25節の"ベストショット"ギャラリー!

最終更新:9/14(土) 16:37
SOCCER DIGEST Web

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事