ここから本文です

名手テア・シュテーゲン、EURO予選で使われず… 代表戦帯同は「大きな打撃だった」

9/14(土) 7:45配信

Football ZONE web

FIFA年間最優秀GKの最終候補3人に選出も…ドイツ代表ではGKノイアーの“高い壁”

 世界で3本の指に入る名手との評価を受け、所属クラブでも絶対的な守護神として活躍しながら、代表では変わらずベンチ要員のまま──。バルセロナに所属するドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが、その苦悩を語った。ドイツ紙「ビルト」が報じている。

 昨季のリーガ・エスパニョーラでは16試合のクリーンシートを達成するなど、バルセロナの優勝に貢献したテア・シュテーゲン。欧州の舞台でもUEFAチャンピオンズリーグ準決勝進出に尽力し、国内外で安定した戦いぶりを見せている。その功績は誰もが認めるところで、現地時間2日には2019年度のFIFA男子年間最優秀GK賞にノミネート。リバプールのブラジル代表GKアリソン、マンチェスター・シティのブラジル代表GKエデルソンと並んで最終候補に名を連ねたという事実は、世界最高峰の守護神であると評価を受けたということだ(賞の発表は24日)。

 それでもテア・シュテーゲンは、ドイツ代表の正GKの座を巡る戦いでマヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)という壁を崩せずにいる。代表メンバーに定着しているテア・シュテーゲンは、今月行われた欧州選手権(EURO)予選2試合に向けても順当に招集を受けた。3月20日のセルビア戦(1-1)以来となる先発起用に期待がかかったが、ヨアヒム・レーブ監督は9月6日のオランダ戦でこれまでと同様にノイアーを起用。結果は2-4の黒星だったが、指揮官の方針に変更はなく、続く9日の北アイルランド戦(2-0)でもゴールマウスに立ったのはノイアーだった。

 世界屈指のGKと謳われながら、今回も出番のなかったテア・シュテーゲンにとって、チャンスを得られない状況は歯がゆいに違いない。バルセロナに戻った同選手は、スポーツ用品メーカーの宣伝イベントで失望を口にした。

「自分が経験したことについて、容易には説明がつかない。全力を尽くしているが、それでも今回の代表戦帯同は自分にとって大きな打撃だった」

これまでもドイツ代表の正守護神になりたいとの思いを口に…

 テア・シュテーゲンはこれまで何度か、すぐにでもドイツ代表の正守護神になりたいとの思いを口にしてきた。レーブ監督は今回の代表戦でGKを変えるつもりはなかったと明言しているが、同時に「我々はマルクに対し、試合に起用するつもりがあると伝えている。彼も世界有数のGKだ。代表でチャンスを手にするだろう」と、今後同選手を使う考えがあると述べている。

 現時点でレーブ監督は、ノイアーに絶大な信頼を寄せている。テア・シュテーゲンにとっては厳しい状況が続くが、正GKの座をつかむためにもトップフォームをキープし、いつか来る“その日”に備えるしかない。

Football ZONE web編集部

最終更新:9/14(土) 7:45
Football ZONE web

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事